芝浦工大で働くということ
芝浦工業大学で働く
芝浦工業大学は、有元史郎が1927年に前身の東京高等工商学校を設立して以来、一貫して実学主義を掲げて堅実に仕事ができる優れた技術者を育成してきました。工学が担うべきフィールドは広がっています。創立以来の理念を引き継ぎながら、時代が求める創造性豊かな人材を育成し、社会に学び社会に貢献する大学として【教育】【研究】【社会貢献】活動を行っています。本学は2027年の創立100周年に「理工系私学のトップランナー」と評される社会的ブランドを構築することを目標に、さらなる教育の質向上を目指すべく教職協働の下、新たな挑戦に取り組みます。そのために、大学の教育?研究並びに社会貢献活動の支援、そして大学経営において第一線で活躍していただける職員を募集しています。100年先の未来を創るための新たな可能性に挑戦できるフィールドがここにはあります。
学校法人芝浦工業大学が求める職員像
基本概念
学校法人芝浦工業大学と学生生徒を愛せる職員―法人と学生のために自ら考え、課題を解決するために主体的に行動できるタフな職員ー
求める職員像の要素
- 経営方針を理解し、建学の精神に基づいた大学運営に資することができる職員
- 情熱を持って自分の仕事に取り組み、自らの立場と役割を自覚して行動できる職員
- 高度な専門的知識と国際感覚を磨き、新たな付加価値を創造できる職員
- 社会の変化に適応でき、差別化を図るための戦略的な企画を立案し、実行できる職員
- 組織の一員として、バランス感覚に優れ、しっかりとしたコミュニケーションが図れる職員
職員紹介
芝浦学事部学事?学生課 梅島達矢(2014年新卒採用)
芝浦工業大学に入職を決めた理由
私は大田区の下町で町工場に囲まれて育ち、もともと日本のものづくりに貢献したいと思っていました。そして大学時代、産業組織論?中小企業論?競争戦略論を研究分野とするゼミで、日本のものづくりの歴史や構造、経営戦略を研究しました。就職活動時には様々な業界を回っていましたが、中でも、ヒト?モノ?カネのうち「ヒト」こそが長期的に最も重要な社会のリソースと考え、人を育てる大学職員に目が向き、技術者を育てる本学に入職を決めました。変化に富む革新的で元気な大学であることも大きな決め手でした。学事?学生課は学事課と学生課の仕事が合わさった部署で、どちらの業務も経験しましたが、現在はそのうち学生課の教務にあたる仕事を主に担当しています。「教務」というと、「教える」教員視点を思い浮かべがちですが、「学ぶ」学生視点にも立つことが求められています。教育の質保証、学修成果の把握?可視化、PBL型教育といった文脈で、職員教員がそれぞれの役割を果たしながら、新しい取り組みをどんどん試みています。よりよい教育を目指し、合意形成しながら、方向性を形作る、そこに困難さがあると同時に、やりがいもあると思っています。
仕事をする上でのモットー
仕事を進めていく上で、特に合意形成には円滑なコミュニケーションが必要不可欠です。こうあるべき?こうしたいという方向性がある一方で、制約や意見の異なる人が存在するため、一筋縄ではいきません。また小さなアイデアや提案の灯を消さずに、広めていくといったことも大切です。そのためには、的確な内容を伝えることはもちろん、メール、電話、直接相談などの伝達手段のうち適切な手段を選び、タイミングを逸しないこと、これらを大切にしています。芝浦工業大学のアピールポイント
他部署との連携が多い仕事ですが、学内でのコミュニケーションはとても活発です(というと少し大げさですが、依頼?相談のしやすい雰囲気があります)。どの部署でも毎日、朝礼があり、全体方針や最近の主な出来事を確認しているので、皆が同じ方向性を向いて仕事をすることができています。また入職時から革新的な大学で職員もタフで前向きな方が多く、良い仕事ができる環境です。そして皆さんも、自分と同じくプライベートも含めて同期?先輩?後輩?教員問わず、必ずや仲良く過ごせるはずです!入試課 - 増田純一(2016年新卒採用)
学生時代に打ち込んだこと
私は芝浦工業大学の陸上競技部で4年間駅伝に打ち込んできました。毎日の練習に加え、年間40日の合宿などがあり、他の強豪校に打ち勝つべく練習を積んできました。また、磁性材料や半導体に興味があり、材料の特性や組成などの勉強に加え、4年次にはネオジム磁石の磁力を高める研究に打ち込みました。本学は理工系大学のため、実験が長引いた日は、深夜から練習を始める時もありました。試験前には練習?レースの移動中にもテスト勉強を行っていました。こうして4年間、勉学と部活動を両立させてきた経験は仕事にも生かされていると感じております。私にとって本学は、在学時から勉強や部活動に打ち込める環境?フォロー体制が充実しており、先生や職員の方々にも相談しやすい場所であり、充実した学生生活を送ることができました。OBの先輩方も「芝浦工業大学はいい大学だよ」とおっしゃる一方で、現役の学生にはその魅力が伝わりきれていない部分があると感じておりました。そういった中で、在学生や受験生に対して本学の魅力を伝えたいと思い、入職を決めました。
仕事のやりがい
高校や予備校で説明会を行ったときや、本学見学会に来ていただいたときに、私の説明を通じて生徒から「芝浦工業大学に入学したくなりました」、「やりたい勉強?研究が明確になりました」などと言って頂くことや、説明会に行った高校からの志願者数が大きく増えたときなど、仕事に対するやりがいを感じます。芝浦工業大学のアピールポイント
仕事をしている上で「やり方をこのようにやってみたい」と感じることがあります。新人であってもそういった点を上長に相談すると、しっかり聞いてくれて、仕事に反映してもらえるところに魅力を感じております。良くなかった提案だとしても、ただダメというのでは無く、「この箇所はこうした方が良いよ」等、随時フィードバックをしてくれるため、改善?成長していくことができます。風通しが良いというのが、この職場の魅力です。入試課 - 松村美緒(2016年新卒採用)
芝浦工業大学に入職を決めた理由
学生時代は聴覚障がいを持つ学生の授業に同行し、先生の話をノートテイク(文字通訳)して伝える活動に参加していました。活動をとおして、「すべての学生が安心して勉強できる環境をつくるにはどうすればよいか?」を考えるようになり、大学職員の道を選びました。なかでも芝浦工業大学からは、時代に合わせて変化していこうという意志をとても強く感じたので、入職を決めました。入試課の業務は「高校生向けの広報活動」と「入試の実施」に分かれます。前者は高校での説明会、学外や時には海外の会場で開催される進学相談会への参加、学内イベント(オープンキャンパスなど)の実施、大学概要パンフレットの制作などを行います。後者は入学試験当日の運営だけでなく、入試要項の作成や志願書の受付、合否結果の判定に関わる重要な業務などを行います。 また、芝浦工業大学では、新しい入試方式をいち早く導入したり、各種データに基づいた広報活動を展開したりしているため、自発的な提案や情報収集能力、データ分析スキルなども求められます。「事務」職員という肩書きではありますが、外出することも多く、とてもアクティブに仕事をしています。
仕事のやりがい
入試課では、大学生より高校生と接する機会が多いです。高校生の「自分のやりたいことはどこで学べるのか?」という疑問に答えるには、豊富な知識が必要となります。芝浦工業大学には企業等と共同研究をしている教員も多いので、そこから研究を身近に感じてもらって、高校生自身のやりたいことと結びつけてもらえるようにしています。まだまだ力不足の部分もありますが、私の話を聞いた生徒さんに「おもしろそう! この学科に行きたい!」と言ってもらえると嬉しいです。仕事をする上でのモットー
「過不足なく伝えること」です。高校生に入試の説明をするときはもちろん、日々の業務の中でも、誰かに何かを伝える場面が多くあります。その際、必要な情報が不足していると正しく伝えることができませんが、逆に情報が多すぎても、何が重要なのかわからなくなってしまいます。相手に自分の状況や気持ちが正確に伝わるよう、つねに心がけています。豊洲学生課 - 清水愛花(2014年新卒採用)
芝浦工業大学に入職を決めた理由
多様な人材を集めて育成し、世界に輩出する大学に魅力を感じてこの業界を選びました。特に実学を重視した”ものづくり”の芝浦として産学官の連携に力を入れていること、世界で活躍する技術者の育成に多方面からアプローチする教育に大きな将来性を感じました。 また学生時代に大学が主催する教職協働の社会貢献活動に参加していたことがあり、本学の教職協働を重視した姿勢、教員と職員が一体となって学生の育成に力を入れていることも大きな理由となりました。建学の精神に謳われる「社会に貢献する理工系人材の育成」にあるように、教育を通した社会貢献と人材育成の一助になりたいと思いがあります。学生課の業務は教務系と厚生系に大別されます。教務系はカリキュラム、時間割、履修登録、試験、成績等の正課(学業)に関する業務、厚生系は奨学金、課外活動、学生寮、アルバイト、障害学生支援などの正課外に関する業務となっており、業務内容は多岐にわたります。現在は主に学籍管理、教職課程、学生プロジェクト運営を担当していますが、なかでも学籍異動は休学?退学や海外留学、他大学への進路変更など人生の大きな決断に携わる重要な仕事です。また学生プロジェクトの運営では学生のプロジェクト活動をサポートしつつ、社会に評価される芝浦工業大学を目指し大学独自の活動を教職学協働で展開しています