生化学研究室

Laboratory of Biochemistry

栄養素を通して生命現象の本質を理解する!

動物や細胞を用いた生化学?分子生物学研究

私たちが毎日の食事から摂取する様々な栄養素が、からだの中でどのように利用されているか皆さんご存じですか?実はビタミンKや核酸GTPなどの多くの栄養素の代謝機構は未だ明らかではありません。私の研究室では、様々な栄養素の生体内代謝機構の解析や関連する病気に対する効果を生化学や分子生物学の手法を用いて解明を目指します。特にアルツハイマー病や骨粗しょう症、がんなどの加齢性疾患の治療や予防を行うことで、未病期間の延伸を図るを目的としています。また、様々な企業との社会実装(化粧品材料や検査マーカーなど)を目指しており、広く栄養素の価値を研究し、健康寿命の増進に繋げたいと考えております。

システム理工学部 生命科学科 生命科学コース / 理工学研究科 修士課程システム理工学専攻 / 理工学研究科 博士課程機能制御システム専攻
生化学研究室
担当教員 廣田 佳久
キーワード
ビタミンK、ビタミンD、白金錯体、GTP、脂溶性ビタミン
研究室の場所
大宮キャンパス 6号館2F 6205-1

この研究室が取り組んでいるSDGsの活動

  • すべての人に健康と福祉を
  • 質の高い教育をみんなに
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう

学べる分野

  • 食品生化学
  • 分子栄養学
  • 創薬科学
  • 疾患治療学

社会のために

ヒトやマウス、様々な細胞を用いた生化学?分子生物学?薬理学の実験手技を用いて研究を行っています。特に、加齢性疾患の治療や予防に貢献できる機能性食品や薬、検査キット、化粧品の開発を目指しています。様々な企業とともに健康寿命の延伸を目指した研究の社会実装を行っています。研究室を卒業した学生は、製薬企業や食品企業などの生命科学分野での活躍しています。

研究テーマ

  • ビタミンや核酸といった栄養素の生体内利用メカニズムの基礎研究
  • アルツハイマー病や骨粗鬆症、がんなどの加齢性疾患の治療を目指した栄養素やその誘導体の応用研究
  • 栄養素を用いた検査キット化や化粧品原料の創成を目指した社会実装研究

研究室クローズアップ

脳神経再生に効果が期待されるビタミンK誘導体を開発 アルツハイマー病などの神経変性疾患への治療効果に期待 /headline/detail/20250916-7070-1.html Vitamin K analogues may help transform the treatment of neurodegenerative diseases https://www.eurekalert.org/news-releases/1098044 Treating prostate cancer with novel platinum complex via targeting androgen receptor signaling https://www.eurekalert.org/news-releases/1068307

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