創薬化学研究室
Laboratory of Organic Synthesisand Medicinal Chemistry
薬のタネとなる化合物を探す
現在わが国ではがんや骨粗鬆症などの加齢性疾患の罹患数が急増しており、健康寿命の延伸やQOL(Quality of Life:生活の質)の向上をはかることが求められています。当研究室では21世紀における主要疾患のひとつである脳疾患に着目し、化合物を化学合成してアルツハイマー病をはじめとした脳神経変性疾患に対する治療薬のタネになるものを探しています。
この研究室が取り組んでいるSDGsの活動
学べる分野
- 薬学
- 化学
- 生命科学
社会のために
当研究室の研究目標が実現できれば、化合物によって脳神経を再生させることが可能となり、未だ有効な手立てがないアルツハイマー病に対して新たな治療法を提供することができると考えられます。
研究テーマ
- 脳神経幹細胞からニューロンへの分化を誘導する低分子化合物の創製
- 核内受容体に作用する新規化合物の創製
- β-アミノ酸から構築するコラーゲン類縁体の合成