創薬化学研究室

Laboratory of Organic Synthesis and Medicinal Chemistry

未来の薬につながる化合物を探す

タンパク質と化合物のドッキングスタディ

 現在、わが国ではがんや骨粗鬆症などの加齢性疾患が急増しており、健康寿命の延伸やQOL(Quality of Life: 生活の質)の向上が強く求められています。当研究室では、その中でも21世紀における主要課題のひとつである脳疾患に焦点を当て、化学合成を駆使して新しい低分子化合物の創出に取り組んでいます。 特にアルツハイマー病をはじめとする脳神経変性疾患の治療薬候補となる化合物を探索し、神経再生を可能とする新しい治療戦略の実現を目指しています。/本研究が実現すれば、失われた脳神経を再生させ、疾患の進行を食い止めることができる可能性があります。/脳神経幹細胞からニューロンへの分化を誘導する低分子化合物の創製、欧洲杯足彩app下载_欧洲杯下注平台-【直播*网站】の増殖を抑制する化合物の探索、核内受容体に作用する新規化合物の設計と合成、生命現象の解明に資する化合物の合成

システム理工学部 生命科学科 生命科学コース / 理工学研究科 修士課程システム理工学専攻 / 理工学研究科 博士課程機能制御システム専攻
創薬化学研究室
担当教員 須原 義智
キーワード
再生医療、認知症、創薬、有機合成、アルツハイマー病
研究室の場所
大宮キャンパス 6号館2F 6208-1

この研究室が取り組んでいるSDGsの活動

  • すべての人に健康と福祉を
  • 質の高い教育をみんなに
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう

学べる分野

  • 薬学
  • 化学
  • 生命科学

社会のために

当研究室の研究目標が実現できれば、化合物によって脳神経を再生させることが可能となり、これまで有効な治療法が存在しなかったアルツハイマー病に対して新たな治療法を提供できると考えられます。さらに、本研究は社会全体の健康寿命の延伸やQOLの向上に貢献することが期待されます。

研究テーマ

  • 脳神経幹細胞からニューロンへの分化を誘導する低分子化合物の創製
  • 核内受容体に作用する新規化合物の創製
  • β-アミノ酸から構築するコラーゲン類縁体の合成

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