化学
分析化学研究室
Analytical chemistry laboratory
化学的な視点で科学捜査に貢献
科学捜査という言葉はマンガやドラマを始めとして様々な場面で目や耳にすると思います。化学的な原理に基づいた様々な分析法はその中でも中心的な役割を担っており、薬毒物、繊維やガラスなどの工業製品、土砂や植物などの自然物といった、様々な分析対象に適する方法が開発されてきました。当研究室では、既存の分析法では達成困難な課題を解決したり、迅速化?簡易化を目指した新しい分析法を開発することで、科学捜査の発展と、安心安全な社会の実現に貢献することを目的に研究を行っています。

工学部 物質化学課程 化学?生命工学コース
/ 理工学研究科 修士課程応用化学専攻
/ 理工学研究科 博士課程地域環境システム専攻
分析化学研究室
担当教員 瀬川 尋貴
- キーワード
- 法科学、分光分析、薬物分析
- 研究室の場所
- 豊洲キャンパス研究棟 12F 12E25
この研究室が取り組んでいるSDGsの活動
学べる分野
- 分析化学
- 分光学
- 法化学
社会のために
客観的で公正な犯罪捜査には、科学捜査は欠かせません。当研究室では、実験室レベルでの高精度な分析から現場での分析にいたるまで、幅広い分析法の開発を通して、安心安全な社会の実現へ貢献することを目指しています。
研究テーマ
- 薬物呈色試験と分光計測の組み合わせによる手法の高度化
- 夾雑物を含む薬物試料から得られる振動スペクトルの分離法の開発
- 試料の形態に着目した法科学的異同識別法の開発