社会
計算数理研究室
Computational Mathematics Laboratory
離散数理モデルによる現象の解析
自然現象を表現する方程式に対して、その現象の本質的な構造を壊さずにデジタル化する「超離散化」とよばれる技術が発展しています。超離散系の一種であるセルオートマトンは0と1だけで構成される完全に離散的なモデルであり、渋滞現象や生態系など多くの複雑な現象を記述できます。本研究室では主に、交通流や人流などの「流れ」を対象とし、離散的な数学を用いたモデリングやシミュレーション,理論的な解析などを行っています。
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システム理工学部 数理科学科
/ 理工学研究科 修士課程システム理工学専攻
/ 理工学研究科 博士課程機能制御システム専攻
計算数理研究室
担当教員 福田 亜希子
- キーワード
- 数理科学、シミュレーション、セルオートマトン、離散可積分系、離散力学系、差分方程式、数値線形代数
- 研究室の場所
- 大宮キャンパス 5号館4F 5481-1
この研究室が取り組んでいるSDGsの活動
学べる分野
- 数学
- 情報科学
- 応用数学
社会のために
交通流や人流など様々な「流れ」に関する自然現象や社会現象の解析?シミュレーションにより,複雑なモビリティ社会に貢献します。
研究テーマ
- セルオートマトンを用いた現象の数理モデリングと数理解析
- Max-Plus代数における固有値計算アルゴリズムとネットワーク最適化問題への応用
- 人流の数理モデルとシミュレーション