野田夏子教授が共著者の一人を務めた論文が、情報処理学会ソフトウェア工学研究会 ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2023にて最優秀論文賞を受賞
- デザイン工学部
野田 夏子 教授 (デザイン工学科)
【学会?大会名】
情報処理学会ソフトウェア工学研究会 ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2023
【賞名】
最優秀論文賞
【作品】
系統的文献レビューによるソフトウェアエンジニアリングにおけるジェンダーに対する日本の研究?実践動向調査
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【研究目的】
性別や国籍など様々な多様性(ダイバーシティ)を尊重し公平(エクイティ)にそれらを包摂(インクルージョン)する社会を実現することが求められています。ソフトウェア工学という情報工学の一分野の研究や実践の場でこれを実現するためにはどうすれば良いか、またこれを社会全体で実現するためにソフトウェア工学の技術や知見をどう役立てることができるかを明らかにすることが研究の大目的です。今回は、様々な多様性のうちジェンダーの多様性に関して、日本における研究や実践の動向を明らかにすることを目的に調査研究を行いました。
【研究内容】
性別や国籍など様々な多様性(ダイバーシティ)を尊重し公平(エクイティ)にそれらを包摂(インクルージョン)する社会を実現することが求められています。ソフトウェア工学という情報工学の一分野の研究や実践の場でこれを実現するためにはどうすれば良いか、またこれを社会全体で実現するためにソフトウェア工学の技術や知見をどう役立てることができるかを明らかにすることが研究の大目的です。今回は、様々な多様性のうちジェンダーの多様性に関して、日本における研究や実践の動向を明らかにすることを目的に調査研究を行いました。
【今後の展望】
ジェンダーの多様性に関する日本のソフトウェア工学の現状を把握することができたので、今後はまだ研究や実践が足りない部分についても取組みを強化していきたいです。また、世界の動向との比較を行い、日本特有の課題の特定や解決策の検討も行いたいです。これは非常に大きなテーマですが、今回の研究を学外の多くの研究者?実務者との協働で実施したように、今後も様々な方と協力し、知恵を出し合いながら、多様性に関する課題の解決に取り組みたいと思っています。
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