野原僚人さんがThe Eleventh ACM Symposium on Spatial User Interaction (SUI2023)にてBest Poster Honorable Mention Awardを受賞

2023/11/15
  • 情報工学科
  • 電気電子情報工学専攻

【受賞者】
野原 僚人 さん(電気電子情報工学専攻 1年)

【指導教員】
真鍋 宏幸 教授(情報工学科)

【学会?大会名】
The Eleventh ACM Symposium on Spatial User Interaction (SUI2023)

【賞名】
Best Poster Honorable Mention Award

【発表題目】
Positions of Wearable Keyboard in VR Environment
VR環境におけるウェアラブルキーボードの様々な装着位置での文字入力

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  • 【研究背景?目的】
  • VR環境での文字入力は様々な手法が存在しています。中でも物理キーボードを用いる手法はタッチタイピングスキルが活用できるため効率的に入力ができます。物理キーボードは体の様々な位置に装着することが可能ですが、それぞれの違いは調査されていませんでした。本研究の目的は装着位置の違いによって、入力効率やユーザの印象にどのような違いが出るのかを明らかにすることです。
  • 【発表内容】
  • 体の7か所の位置(頭?肩?胸?腕?腹?足の前?足の横)に直接キーボードを付けてタイピング実験を行い、入力効率とユーザの印象を比較調査しました。実験の結果、入力効率はほとんど同じでしたが、使用前後で装着位置に対するユーザの印象が変化することがわかりました。
  • 【今後の展望】
  • 将来的には多くのユーザが日常的にHMDを利用することが想定されます。今回の研究では短い時間での入力でしたが、今後は日常的な利用を考え、長時間利用した場合どのようになるのかを研究したいと考えています。