芝浦工業大学マイクロロボティクス研究室がレスキューロボットコンテスト2023にて第十九回竸基弘賞レスキューロボットコンテスト奨励賞、アイデア賞を受賞
- 機械工学専攻

受賞者
杉本 賢二郎さん(チームリーダー)
関 拓さん
中俣 太一さん
新田 雄真さん
森 瑞樹さん
山本 優灯さん
平塚 亮太さん
矢島 由稀さん
山本 郁弥さん
櫻井 智基さん
木村 玲雄さん
岩田 侑次郎さん
指導教員
長澤 純人 教授(機械機能工学科)
学会?大会名
レスキューロボットコンテスト2023
▲左から3番目がチームリーダーの杉本さん
賞名
?第十九回竸基弘賞レスキューロボットコンテスト奨励賞
(特定非営利活動法人 国際レスキューシステム研究機構)
「第19回竸基弘賞授賞式」
?アイデア賞(レスキューコンテスト2023競技会本選レスコンメモリアルプライズ)
発表題目
レスキューロボットコンテスト2023競技会本選プレゼン
『たくさんのロボで大捜索!!』チームQoQ(機械機能工学科/機械工学専攻)
研究目的
小さなマイクロロボットは災害時にたくさんのロボットが連携して、せまい場所や危険な場所に入り、周囲環境を測定したり要救護者を探したりすることが期待されています。私達の研究室ではマイクロロボットの実践の場として、レスキューロボットコンテストに参加することにしました。5種類10機のロボットがネットワークでつながり、情報を共有しながら活動することを研究目的としています。
研究内容
今後の展望
レスキューロボットは災害現場などでの活躍が期待されますが、平常時に倉庫で長期間保管されていると、バッテリーの劣化、システムが時代遅れになる、管理者が変わるなど様々な問題が発生します。我々はロボットを平常時にはプログラミング教材として活用することを提案しています(ASEE[アメリカ工学教育学会国際会議]2023で発表)。常時システムを使いながら適切なメンテナンスやアップデートがされ、有事には各使用者が最新のレスキュープログラムをダウンロード、バッテリー交換、動作チェックした上で消防や自治体が集めて運用するという社会システムです。教育ロボットとして使える価格のロボットでも、過酷な災害現場でレスキューロボットとして信頼性の高い情報を測定?共有できるための技術として、ROS(ロボット?オペレーション?システム)を導入しました。初心者から大学学部生?大学院生まで、同じロボット教材を使って段階的に学習できるカリキュラムを整備し、ロボット教材の試作?評価を進めています。