河本一樹さんが2024年度グッドデザイン?ニューホープ賞にて入選

2024/11/08
  • 建築学専攻
 

受賞者
河本 一樹さん(大学院 理工学研究科 建築学専攻M2)

指導教員

猪熊 純 教授(建築学部)


学会?大会名
2024年度グッドデザイン?ニューホープ賞

賞名
入選

発表題目
都市を象る ~3段階の設計者による立体資本都市の構築

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▲西側立面写真
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▲東側立面写真
  

発表作品について

都市の建築設計は、再開発のビルや商業施設の「建物の設計」と、内装やインテリアなど内部の「テナントの設計」という2段階の設計です。従来の2段階の設計を3段階に分け、都市の新陳代謝と新しい経済の循環を促す建築の在り方を目指しました。1つの建築の中にオーナーが異なる建築が建っていく、ホテルを主とした複合施設の提案です。

敷地?渋谷の地割を活かした構造体で、立体的な空間を売りさばく賃貸構造を作り、各区画で異なる設計条件?適した建築用途?収益性が生まれます。テナントは異なる形態を持ちながら、人々の活動が都市の外部に表出し、より都市の個性を加速させていきます。

      


受賞の感想、今後の展望

一設計課題ではありますが、このような賞を受賞できて大変光栄に思います。私はこれまでデザインのデザインから設計を始めることを意識していました。本作品では、デザインのルールを設定した上で、そのデザインを超えていく、自走するルールを作り、自身の建築設計を見直す機会になりました。今後も様々な設計を行うと思いますが、自身の建築観をブラッシュアップしていきたいと思います。最後に、本課題にご指導ご鞭撻いただいた猪熊純先生、模型製作を手伝ってくれた同輩、後輩に改めて感謝申し上げます。

 
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