野村彩華さんがThe 15th Asia Lighting Conference 2024にてALC Best Paper Awardを受賞
2024/11/14
- 建築学専攻
受賞者
野村 彩華さん(建築学専攻 修士課程2年)
指導教員
對馬 聖菜 助教(建築学部)
岩田 利枝 元特任教授(建築学部)
学会?大会名
The 15th Asia Lighting Conference 2024
賞名
ALC Best Paper Award
発表題目
Relationship between Color Appearance Evaluation and Color Rendering Prediction in Indoor Space
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研究目的
本研究の目的は、室内空間における色の見え方の評価に適した演色性の評価方法を明らかにすることです。
研究内容
照射された物体の色の見えを示す光源の性能を演色性といいます。現在、日本では演色性を評価する指標としてCIE 1964 W*U*V*均一色空間と平均演色評価数Raが最も使用されており、日本工業規格(JIS)では、Raを補足する指標として彩度を示す色域面積比Gaが示されています。JISでは、室用途、作業別にRaの推奨区分が示されていますが、これら指標の室内視環境評価への適用性は明らかではありません。
本研究では、光源と物体色を測定し各指標を算出して関係を検討しました。また、バイオフィリックオフィスを模した1/10スケール模型を用いて主観評価実験を行い、前述の算出結果との比較分析を行いました。