佐藤淳哉さんが IEEE 43rd International Conference on Consumer Electronics (ICCE 2025) にてBest Student Poster Award を受賞
- システム理工学専攻
受賞者
発表者:佐藤 淳哉 さん(システム理工学専攻 1年)
梅本 悠希 さん(システム理工学専攻 1年)
三好 匠 教授(電子情報システム学科)
山崎 託 准教授(電子情報システム学科)
新熊 亮一 教授(工学部)
指導教員
山崎 託 准教授(電子情報システム学科)
学会?大会名
IEEE 43rd International Conference on Consumer Electronics (ICCE 2025)
IEEE第43回コンシューマエレクトロニクスに関する国際会議
賞名
Best Student Poster Award(優秀学生ポスター賞)
発表題目
Preliminary Evaluation of Spatial Features for Real-Time Importance Estimation in Point Cloud
点群データのリアルタイム重要性推定のための空間特性評価
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研究目的
3次元点群データは、レーザ光の反射を使って得られた3次元の点の集合であり、現実空間を仮想空間上に投影するデジタルツインに利用できます。しかし、大規模な3次元点群データをリアルタイムに活用するためには、データ量の削減が必要となります。本研究では、点群データからAIにとって重要な部分をリアルタイムに抽出する手法の提案と評価を目的としています。
研究内容
本研究では、時系列的に収集している点群データに対して、事前に収集した点群データや直前の点群データとの差分を算出することで、点群データに含まれる重要な部分をリアルタイムに抽出する手法を提案し、提案手法がもつ方式ごとに、抽出結果の可視化と計算時間を評価しました。
今後の展望
今回の発表では、提案した手法に含まれる各方式の基礎的な振る舞いを明らかにすることができました。この手法を発展させ、提案手法がもつ方式を複数組み合わせることで、より高度な抽出が可能となる手法の構築を目指します。