大川璃紗さんが2025年日本建築学会大会(九州)学術講演会にて若手優秀発表賞(農村計画部門)を受賞

2026/01/26
  • 建築学専攻

受賞者
大川 璃紗さん(建築学専攻

指導教員
清水 郁郎 教授(建築学部)

学会?大会名

2025年日本建築学会大会(九州)学術講演会

賞名
農村計画部門 若手優秀発表賞

発表題目
集落を取り巻く社会変化と集落景観の継承における祭祀空間の役割 タイ北部リス族の集落を対象として
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研究内容

本研究では、タイ北部、ミャンマーとの国境付近の山間部に暮らす少数民族リスの集落における伝統的な祭祀の継承や変化と、住空間の変化との関係性を追う。国籍の付与や教育機会により活動範囲が広がる中で、住居の建て替えや土地所有のあり方に変化が見られる。伝統的な価値観が多様化する中で、集落の共同性を継承するための手かがりを祭祀における集落の空間と人々の関わり方から紐解く。


研究目的

グローバル化、インフラの整備、既製品の建材の流通など、少数民族を取り巻く住環境は急速に変化し、多くの少数民族の村ではかつて移動農耕を行っていた伝統的な生活様式や伝統的な信仰は新たな生活様式やキリスト教に取って代わられる。今後の更なる変化も見据えながら、居住のあり方における空間の果たす役割を明らかにしたい。

今後の展望
建築設計、地域計画において変化する人々の生活様式や価値観に対応する空間を作ると同時に、長年受け継がれてきた伝統的な習慣や文化とのバランスの調整が求められる。残すべき価値あるものを、住空間や公共空間の中で建築の形として扱い、丁寧な設計に活かしたい。
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