竹中輝さんが2025年電気学会産業応用部門大会にてヤングエンジニアポスターコンペティション YPC優秀発表賞を受賞

2026/01/27
  • 電気電子情報工学専攻
  

受賞者
竹中 輝さん(電気電子情報工学専攻 1年)

指導教員
相曽  浩平准教授(工学部)

学会?大会名

2025年電気学会産業応用部門大会

賞名
ヤングエンジニアポスターコンペティション YPC優秀発表賞

発表題目
広域高効率駆動のための可変磁石バーニアモータの提案
takenakahikaru
研究目的

電気で動く機器が増える中、社会全体で使われる電力の多くをモータが占めています。そのため、モータをより効率よく動かすことは、エネルギーの無駄を減らし、脱炭素社会の実現につながります。
本研究では、低速では大きな力を出し、高速では効率よく動くという異なる特性を、1台のモータで切り替えて実現する技術を提案しています。磁石の向きを電気的に切り替える仕組みを用いることで、幅広い運転条件でも高効率に動作するモータを目指しています。これにより、モータの省エネルギー化と小型化に貢献することを目的としています。


研究内容

本研究では、低速で高トルクを出せるモータと、広い速度範囲で高効率なモータの特長を1台で実現するため、磁石の向きを切り替えて特性を変えられる新しいモータを提案しました。可変磁石の極性を反転させてロータの磁極数を切り替え、低速域と中高速域で最適な動作ができる仕組みを検討しました。さらに、設計条件の比較により高効率範囲の拡大と、パルス電流による極性切替の実機検証を行いました。


今後の展望

本研究で提案したモータは、1台で幅広い運転条件に対応できるため、電気自動車や産業機器など、さまざまな分野での省エネルギー化や装置の小型?軽量化に貢献できると期待されます。今後は、磁石の切り替えに必要な電流をさらに抑える設計や、制御方法の最適化も重要な課題であり、これらを改善することで、より実用性の高いモータ技術へと発展させていきたいと考えています。