金丸 真奈美 さんが AiIC2020 (Applied Informatics International Conference 2020)でBest Paper Awardを受賞
2020/08/21
- 機能制御システム専攻
【受賞者】
金丸 真奈美 さん(機能制御システム専攻3年)
【指導教員】
上岡 英史 教授(情報通信工学科)
【学会?大会名】
AiIC2020 (Applied Informatics International Conference 2020)
【賞名】
Best Paper Award
【発表題目】
INVESTIGATION OF ELECTRICAL INTERFERENCE TOWARDS PHOSPHENE-BASED WALKING SUPPORT SYSTEM
(眼内閃光を利用した歩行支援システム実現に向けた電気的干渉の調査)
金丸 真奈美 さん(機能制御システム専攻3年)
【指導教員】
上岡 英史 教授(情報通信工学科)
【学会?大会名】
AiIC2020 (Applied Informatics International Conference 2020)
【賞名】
Best Paper Award
【発表題目】
INVESTIGATION OF ELECTRICAL INTERFERENCE TOWARDS PHOSPHENE-BASED WALKING SUPPORT SYSTEM
(眼内閃光を利用した歩行支援システム実現に向けた電気的干渉の調査)
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【研究目的】
本研究の目的は視覚障碍者の歩行支援に視覚を利用することです。本来視覚障碍者は程度の差はあれ、視覚情報を認識することができません。しかしながら本研究で使用する「眼内閃光」は、視覚経路に電気刺激を与えることで閃光を認識する現象ですので視覚障碍者に対しても視覚情報を提示することができます。この現象を利用して障害物方向に眼内閃光を提示することで歩行支援を実現します。
【研究内容】
眼内閃光の提示には1つの方向につき一組の電極を使用します。従って2つ以上の方向に眼内閃光を提示する場合は二組以上の電極を同時に使用することになり、電気的な干渉が起きることが予測されます。従って、電気的な干渉が起きる状況を調査し、それを避けるにはどのような手法をとることができるかについて追究しました。
眼内閃光を利用した歩行支援システムの実現に向けて、最も重要なことは正確に眼内閃光を意図した位置に提示することです。従ってその正確性を失わせる可能性がある現象は調査し回避する必要があります。今後は実際に電気的干渉を回避できるのか実験において実証し、より歩行支援への利用を現実的なものとしていきたいと考えています。
本研究の目的は視覚障碍者の歩行支援に視覚を利用することです。本来視覚障碍者は程度の差はあれ、視覚情報を認識することができません。しかしながら本研究で使用する「眼内閃光」は、視覚経路に電気刺激を与えることで閃光を認識する現象ですので視覚障碍者に対しても視覚情報を提示することができます。この現象を利用して障害物方向に眼内閃光を提示することで歩行支援を実現します。
【研究内容】
眼内閃光の提示には1つの方向につき一組の電極を使用します。従って2つ以上の方向に眼内閃光を提示する場合は二組以上の電極を同時に使用することになり、電気的な干渉が起きることが予測されます。従って、電気的な干渉が起きる状況を調査し、それを避けるにはどのような手法をとることができるかについて追究しました。
眼内閃光を利用した歩行支援システムの実現に向けて、最も重要なことは正確に眼内閃光を意図した位置に提示することです。従ってその正確性を失わせる可能性がある現象は調査し回避する必要があります。今後は実際に電気的干渉を回避できるのか実験において実証し、より歩行支援への利用を現実的なものとしていきたいと考えています。
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