三宮 夏帆 さんが The 4th cross-disciplinary Workshop on Computing Systems, Infrastructures, and Programming(第4回コンピュータの基盤技術?プログラミング言語の学際研究学会)でOutstanding Effort Awardを受賞

2020/08/27
  • 情報工学科
【受賞者】
三宮 夏帆 さん(情報工学科4年)

【指導教員】
菅谷 みどり 教授 (情報工学科) 

【学会?大会名】
The 4th cross-disciplinary Workshop on Computing Systems, Infrastructures, and Programming
(第4回コンピュータの基盤技術?プログラミング言語の学際研究学会)

【賞名】
Outstanding Effort Award

【発表題目】
“Power Consumption Reduction Method and Edge Offload Server for Multiple Robots”



840.1140
【研究目的】
サービスに用いられるロボット単体の消費電力の累計を削減することを目的としています。

【研究内容】
複数のロボットで同じ動作を行った場合の消費電力の差を個体差としてモデル化し、最適化により、複数台で利用する消費電力量を削減することを研究しています。
既存研究では電力量の削減効果はあまり高くなかったのですが、私は理由を分析し、モデルを改善しました。また、今回は消費電力の予測モデルを実際にROS(Robot Operating System)を用いたサーバクライアントとして実装し、実際の評価をしました。さらにFPGAの実装により70倍ほど処理性能を改善しました。
今後我々の社会において複数台ロボットを利用したサービスというものは増えていきます(例:警備ロボ、配達ドローン等)。エッジコンピューティングの基礎技術として、社会全体の消費電力の上昇を抑えるように発展させることができればと思います。



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