小林 亮太 さんが第167回 ハイパフォーマンスコンピューティング研究会で 情報処理学会 2019年度コンピュータサイエンス領域奨励賞を受賞
2020/10/01
- 数理科学科
【受賞者】
小林 亮太 さん(当時 数理科学科4年)
【学会?大会名】
第167回 ハイパフォーマンスコンピューティング研究会
【賞名】
情報処理学会 2019年度コンピュータサイエンス領域奨励賞
【発表題目】
分散並列計算環境における行列?ベクトル積の高精度な実装と丸め誤差解析
小林 亮太 さん(当時 数理科学科4年)
【学会?大会名】
第167回 ハイパフォーマンスコンピューティング研究会
【賞名】
情報処理学会 2019年度コンピュータサイエンス領域奨励賞
【発表題目】
分散並列計算環境における行列?ベクトル積の高精度な実装と丸め誤差解析

【研究目的】
科学技術計算の基盤として数値計算があります。その数値計算には丸め誤差の問題があります。大規模分散並列システムの利用を前提に、丸め誤差の影響を小さく計算する効率的手法を提案することが目的です。
【受賞内容】
大規模分散並列計算機において、数値線形代数の基本である内積や行列?ベクトル積に対して、演算によって失う情報を保持し、最後にその情報を還元して結果の信頼性を高め、同時にノード間の通信量の削減を達成する効率的なアルゴリズムを開発しました。
【今後の展望】
大規模システムでは演算量が多い計算を行います。今後、技術の発展とともにシステムは大規模化されます。そのときには丸め誤差の影響がより深刻になります。内積や行列?ベクトル積は科学技術計算の基本であるため、提案手法をシミュレーションの高信頼化に役立てていきたいです。
科学技術計算の基盤として数値計算があります。その数値計算には丸め誤差の問題があります。大規模分散並列システムの利用を前提に、丸め誤差の影響を小さく計算する効率的手法を提案することが目的です。
【受賞内容】
大規模分散並列計算機において、数値線形代数の基本である内積や行列?ベクトル積に対して、演算によって失う情報を保持し、最後にその情報を還元して結果の信頼性を高め、同時にノード間の通信量の削減を達成する効率的なアルゴリズムを開発しました。
【今後の展望】
大規模システムでは演算量が多い計算を行います。今後、技術の発展とともにシステムは大規模化されます。そのときには丸め誤差の影響がより深刻になります。内積や行列?ベクトル積は科学技術計算の基本であるため、提案手法をシミュレーションの高信頼化に役立てていきたいです。
お問い合わせ
芝浦工業大学 企画広報課
〒108-8548 東京都港区芝浦3-9-14(芝浦キャンパス2階)
TEL:03-6722-2900 / FAX:03-6722-2901
E-mail:koho@ow.shibaura-it.ac.jp