渡邉 智洋 さんがSICE中部支部シンポジウム&若手研究発表会2020で優秀発表賞を受賞
2020/12/09
- 機能制御システム専攻
【受賞者】
渡邉 智洋 さん(機能制御システム専攻2年)
【指導教員】
飯塚浩二郎 教授(機械制御システム学科)
【学会?大会名】
SICE中部支部シンポジウム&若手研究発表会2020
【賞名】
優秀発表賞
【発表題目】
軟弱地盤における沈下量を低減する振動を用いた車輪の形状の提案
渡邉 智洋 さん(機能制御システム専攻2年)
【指導教員】
飯塚浩二郎 教授(機械制御システム学科)
【学会?大会名】
SICE中部支部シンポジウム&若手研究発表会2020
【賞名】
優秀発表賞
【発表題目】
軟弱地盤における沈下量を低減する振動を用いた車輪の形状の提案
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私たちは地球以外の天体で移動して調査する車輪型ロボットの研究をしています。
月や火星の地表は砂漠のような砂で覆われた軟らかい地盤となっています。
このようなところを車輪型ロボットが走行すると車輪が地盤を掘ってしまい、移動不能に陥ってしまいます。
そこで、軟らかい地盤上において移動不能に陥ることなくロボットが走行するための方法の研究が必要と感じました。
【研究内容】
振動を用いてロボットの移動性能を向上させる方法を研究しています。
しかし、振動を地盤に与えると車輪が沈みやすくなってしまい、ロボットの移動性能が下がってしまいます。
そのため、振動を与えても沈みにくい車輪の形状の提案とその走行性能について調査しました。
【今後の展望】
月のクレータの内部などは斜面となっていて険しく、まだ調査が進んでいません。
そこで私たちが提案する移動方法が使用できるように発展していけば、未開拓のエリアの調査が大きく前進すると考えられます。
また、被災地や農地など軟らかい地盤での活躍も期待できます。
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