福田 亜希子 准教授が津田塾大学数学計算機科学研究所オンライン研究集会「非線形波動から可積分系へ」でポスター最優秀賞を受賞

2020/12/15
  • 数理科学科
【受賞者】
西田優樹さん(同志社大学)
山﨑功貴 さん(同志社大学)
渡邉扇之介 准教授(福知山公立大学)
福田亜希子 准教授(芝浦工業大学 数理科学科)
渡邊芳英 教授(同志社大学)

【学会?大会名】
津田塾大学数学計算機科学研究所オンライン研究集会「非線形波動から可積分系へ」
【賞名】
ポスター最優秀賞

【発表題目】
完全1次保存する3値3近傍ファジーセルオートマトンの収束性
本文ーaward_Nishida
【研究目的?研究内容】
時間?空間が離散的な数理モデルとして知られるセル?オートマトン(CA)に対して、
ある種の連続化を行うことで得られるCAをファジーCAと呼びます。
本研究では、このファジーCAの中でも特殊な保存量をもつものが時間経過によって一定の値に収束するということを示しました。

?【今後の展望】
CAは様々な社会モデルのシミュレータとしての応用に関する実験的研究が盛んに行われていますが、
離散的な構造とその非線形性から理論的な解析は困難でした。
本研究の結果はCAの性質を調べるための1つの数学的な道具を与えるものであり、
今後のCAに関する理論の発展とさらなる応用研究の進展に貢献することが期待されます。
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