永瀬 緑 さんが日本原子力学会 関東甲信越支部 第19回若手研究者?技術者発表討論会で奨励賞を受賞

2021/01/09
  • 材料工学専攻
【受賞者】
永瀬 緑さん(材料工学専攻2年)

【指導教員】
新井 剛 教授(材料工学科)

【学会?大会名】
日本原子力学会 関東甲信越支部 第19回若手研究者?技術者発表討論会

【賞名】
奨励賞

【発表題目】
H2EHNTA含浸吸着材のLn(III)に対する吸着?溶離挙動の検討
本文ー学会受賞報告 (永瀬緑)
【研究目的】
使用済核燃料の再処理工程で発生する高レベル放射性廃液に含まれる、マイナーアクチノイド(MA)の分離回収技術の開発を行っています。

【研究内容】
高レベル放射性廃液に含まれるMA(III)はLn(III)と化学的性質が類似しており分離が困難となっております。
そこで、本研究ではMA(III)とLn(III)の分離法としてH2EHNTA含浸吸着材を開発し、その吸着?溶離挙動の検討を行いました。

【今後の展望】
MA分離回収技術の確立により、放射性廃棄物の有害度低減化および減容化へと繋がることが期待されます。
今後の展望としては、分離条件の検討を重ねることで各元素間の分離度の向上を目指しています。

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