伏見 太希 さんが2020年度日本フードファクター学会でYoung Investigator Awardを受賞

2021/01/09
  • システム理工学専攻
【受賞者】
伏見 太希 さん(システム理工学専攻2年)

【指導教員】
越阪部 奈緒美 教授(生命科学科)

【学会?大会名】
2020年度日本フードファクター学会

【賞名】
Young Investigator Award

【発表題目】
食品成分の侵害受容器を介した交感神経活動亢進作用の解明
本文ーjsoff 伏見
【研究目的】
ワインやチョコレートに含まれるポリフェノールはほとんど吸収されないため、作用メカニズムは不明なままです。
そこで、交感神経活動を介した効果の発現を明らかにする事を目的に研究を行いました。

【研究内容】
消化管感覚神経上に発現する侵害受容器(痛みや熱などを感知する受容体)を介して、交感神経活動を亢進する事を阻害剤やシミュレーションにて評価しました。
その結果、ポリフェノールは侵害受容器を介して効果を発現する事が示唆されました。

【今後の展望】
本研究にて、ポリフェノールの効果発現には侵害受容器を介している可能性が示唆されました。
そこで、消化管内での代謝動態や侵害受容器への作用の詳細を明らかにする事で、作用メカニズムを解明していきたいと思います。

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