沈 舜聡さんが国際会議 IEEE CMPT Symposium Japanにて論文賞を受賞
2021/11/16
- 機能制御システム専攻
【受賞者】
沈 舜聡 さん(機能制御システム専攻1年)
【指導教員】
伊東 敏夫 教授(機械制御システム学科)
【学会名】
国際会議 IEEE CMPT Symposium Japan(ICSJ2021)
【賞名】
Young Researcher Award(論文賞)
【発表題目】
Feature Detection Based on Virtual Gradient Using Sensor Fusion for Low-resolution 3D LiDAR
(低解像度3D-LiDARのためのセンサフュージョンを用いた仮想濃度勾配に基づく特徴検出手法)
沈 舜聡 さん(機能制御システム専攻1年)
【指導教員】
伊東 敏夫 教授(機械制御システム学科)
【学会名】
国際会議 IEEE CMPT Symposium Japan(ICSJ2021)
【賞名】
Young Researcher Award(論文賞)
【発表題目】
Feature Detection Based on Virtual Gradient Using Sensor Fusion for Low-resolution 3D LiDAR
(低解像度3D-LiDARのためのセンサフュージョンを用いた仮想濃度勾配に基づく特徴検出手法)
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LiDARは自動運転のための外界認識センサとしてよく利用される測距センサです。しかし、遠距離になるとデータが疎となる問題があります。この問題に対し、低コストで導入できるカメラとのセンサフュージョンを提案しました。
【研究内容】
LiDARは自動運転車や自律走行ロボットなどの外界認識センサとして重要な存在です。高解像度LiDARの性能は高いですが、非常に高価です。この問題に対し、カメラとLiDARのセンサフュージョンを提案し、低解像度LiDARの性能を上げることを実現しました。これにより、低コストでの導入などが可能となると考えられます。
【今後の展望】
高齢化が進んでいる現状などに加え、コンピュータ技術やAI技術の発展により、自動運転車や産業用設備などの自動システムの需要が高まっています。しかし、商業レベルに達する高精度なセンサは、現状では非常に高価であり、中小企業や市民が気軽に使用することが困難です。これらに対し、価格と性能のバランスが取れるセンサフュージョンは最適であると考えられます。これにより、モビリティ社会や自動化技術に貢献できると予想されます。今後は、提案手法の適用範囲を拡大し、実用化の達成を目指します。
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芝浦工業大学 企画広報課
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