波多 剛広さんが第56回セントラル硝子国際建築設計競技にて佳作を受賞
2021/11/29
- 建築学専攻
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階段は物語の定点となる。都市風景を象徴する屋外避難階段を舞台とした『宮本から君へ』、『ホットギミック ガールミーツボーイ』、『寝ても覚めても』の三つの映画を援用しながら、物語の徴候となるような些細な操作を階段に加えた。階段を上り下りする人は、アノニマスな場所に新たな表情を自由に浮かび上がらせるだろう。そのとき都市に物語が生まれる。
【受賞者】
波多 剛広 さん(建築学専攻1年)
【指導教員】
原田 真宏 教授(建築学科)
【大会名】
第56回セントラル硝子国際建築設計競技
【賞名】
佳作
波多 剛広 さん(建築学専攻1年)
【指導教員】
原田 真宏 教授(建築学科)
【大会名】
第56回セントラル硝子国際建築設計競技
【賞名】
佳作
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まず、卒業研究から継続してきた階段の研究がこうして評価されたこと、とても嬉しく思います。建築が地面から建ち上がったと同時に発生したのが階段です。階段の定義はとても単純で、国境を越えてどんな場所でも見つけることのできる普遍的なものです。しかし、だからこそ多義的で神秘的な側面がありますし、多くの人がその階段の詩性に魅了されてきました。修士研究では継続して階段の研究を行いつつ、なぜ階段は人々を惹きつけるのか、といった根源的な問いにまで踏み込んでいきたいと思います。
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