内山 駿さんが The 3rd International Conference on Water Security and Management にてBest Oral Presentationを受賞

2022/01/21
  • システム理工学専攻
【受賞者】
内山 駿さん(システム理工学専攻1年)

【指導教員】
ヤスミン バタチャリヤ 助教
(環境システム学科/先進国際課程)

【学会名】
The 3rd International Conference on Water Security and Management (WSM2021)

【賞名】
Best Oral Presentation - SessionⅠ

【発表題目】
Efficacy analysis of Urban Planning scenarios for flood mitigation with Low Impact Development (LID) technologies using SWMM: A case study in Saitama city, Japan
都市型内水氾濫対策におけるLow Impact Development (LID/低影響開発)を用いた都市計画シナリオよる効果の検証 ーさいたま市を対象としてー
受賞本文写真_内山さん
【研究目的】
雨庭?緑の屋根?透水性舗装等の自然の力を活用した対策“LID/低影響開発”という新たな雨水管理手法が近年広がりを見せています。社会実装に向けて、そのLIDを実践的なシナリオに基づいて都市内に分散させ、近年多発する内水氾濫が抑制可能かどうかを検証することを目的とします。

【研究内容】
本研究では、6つのLIDを自治体のインセンティブで実現可能な建築物レベル、活用ポテンシャルの高いオープンスペースにそれぞれ分布させ、その効果をStormwater Management Modelを用いたシミュレーションにより検証しました。短時間強雨(ゲリラ豪雨)時には内水氾濫の被害を大きく減少させる効果を示すことができ、LIDの社会実装への可能性を示すことが出来ました。

【今後の展望】
今後は、LIDの長期間での効果や他の対象地域での効果を検証し、社会実装に向けて説得力のある結果を積み上げていきたいです。
賞状写真_内山さん②

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