豊崎 直樹さん、小松崎 楓さんがマロニエBIM設計コンペティション2021で益城町賞を受賞
2022/03/31
- 建築学専攻
くまもと震災復興建築プロジェクト マロニエBIM設計コンペティション2021において、建築学専攻の豊崎 直樹さん、小松崎 楓さんが益城町賞を受賞しました。
作品テーマ:「ひさしみち」が生み出す賑わい?景観?防災
このコンペは、熊本震災の被害を受けた熊本県上益城郡益城町に賑わいのある街並みと街の中心となる建築をつくることがテーマでした。
地域が大切にしている夏祭りや初市の屋台が作り出す庇が連続する風景をモチーフとして、庇のユニットを地域の住宅が所有し、新たな景観を生み出す提案をしました。この庇のユニットは住宅を延長する「軒先」、お祭りで活躍する「屋台」、緊急時の「避難ブース?テント」として場面に応じて使い分けることができます。
街の中心となる建築では、施設一体を巡ることで震災の記憶を思い返し復興していく街並みを感じられるコミュニティ施設を提案しました。熊本の豊かな自然風景や地域住民に親しまれる神宮を尊重し、近くから見ると神宮のように佇み、遠くから見ると湾曲した大屋根が遠方の山並みと重なるように形をつくって行きました。
また、本提案では実際にこれからまちづくりを行う際の一助となる提案として、地域住民の街に対する想いを可視化しまちづくり計画に反映していく仕組みを考えました。国土交通省の提供する3D都市モデル「PLATEAU」を用い、3Dマップ上に地域住民の場所に対する想いを口コミのようにプロットをし、地域住民と双方向的に街をつくっていくことを提案しました。
いずれの提案も地域住民の方に受け入れてもらうことを念頭に制作していった結果、光栄なことに益城町賞という地域関係者の方からの賞を頂くことができました。
(左から)小松崎さん、豊崎さん
作品テーマ:「ひさしみち」が生み出す賑わい?景観?防災
このコンペは、熊本震災の被害を受けた熊本県上益城郡益城町に賑わいのある街並みと街の中心となる建築をつくることがテーマでした。
地域が大切にしている夏祭りや初市の屋台が作り出す庇が連続する風景をモチーフとして、庇のユニットを地域の住宅が所有し、新たな景観を生み出す提案をしました。この庇のユニットは住宅を延長する「軒先」、お祭りで活躍する「屋台」、緊急時の「避難ブース?テント」として場面に応じて使い分けることができます。
街の中心となる建築では、施設一体を巡ることで震災の記憶を思い返し復興していく街並みを感じられるコミュニティ施設を提案しました。熊本の豊かな自然風景や地域住民に親しまれる神宮を尊重し、近くから見ると神宮のように佇み、遠くから見ると湾曲した大屋根が遠方の山並みと重なるように形をつくって行きました。
また、本提案では実際にこれからまちづくりを行う際の一助となる提案として、地域住民の街に対する想いを可視化しまちづくり計画に反映していく仕組みを考えました。国土交通省の提供する3D都市モデル「PLATEAU」を用い、3Dマップ上に地域住民の場所に対する想いを口コミのようにプロットをし、地域住民と双方向的に街をつくっていくことを提案しました。
いずれの提案も地域住民の方に受け入れてもらうことを念頭に制作していった結果、光栄なことに益城町賞という地域関係者の方からの賞を頂くことができました。
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【受賞者】
豊崎 直樹 さん 小松崎 楓 さん(建築学専攻1年)
【指導教員】
澤田 英行 教授 山嵜 一也 特任教授(環境システム学科)
【受賞コメント】
メンバー二人で議論をする中でそれぞれが持ち寄ったアイデアのどちらかに決まるのではなく、ちょうど二つの考え方が掛け合わさった思いもよらない設計ができ貴重な体験をしました。BIMによって建築がどう形作られるかという視点が甘く、最優秀賞は取れませんでしたが、益城町の人の顔を思い浮かべながらその土地ならではの建築を設計できたことが現地の方からの益城町賞につながったと思い、強い自信になりました。(豊崎さん)
チーム設計のおもしろさや素晴らしさを改めて実感でき、今日におけるBIMの必要性やプレゼンテーションの仕方なども勉強になったコンペでした。建築とBIMの関係性が弱く悔しい思いをしたのでまたリベンジしたいです。(小松崎さん)
豊崎 直樹 さん 小松崎 楓 さん(建築学専攻1年)
【指導教員】
澤田 英行 教授 山嵜 一也 特任教授(環境システム学科)
【受賞コメント】
メンバー二人で議論をする中でそれぞれが持ち寄ったアイデアのどちらかに決まるのではなく、ちょうど二つの考え方が掛け合わさった思いもよらない設計ができ貴重な体験をしました。BIMによって建築がどう形作られるかという視点が甘く、最優秀賞は取れませんでしたが、益城町の人の顔を思い浮かべながらその土地ならではの建築を設計できたことが現地の方からの益城町賞につながったと思い、強い自信になりました。(豊崎さん)
チーム設計のおもしろさや素晴らしさを改めて実感でき、今日におけるBIMの必要性やプレゼンテーションの仕方なども勉強になったコンペでした。建築とBIMの関係性が弱く悔しい思いをしたのでまたリベンジしたいです。(小松崎さん)
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