斎藤 寛泰教授が日本液体微粒化学会功労賞を受賞
2022/04/05
- 機械機能工学科
2021年12月16日機械機能工学科の斎藤寛泰教授が、日本液体微粒化学会より功労賞を授与されました。
日本液体微粒化学会は、液体の微粒化に関する研究の進歩と工業の発展に寄与し、研究者?技術者相互の連携と産学および官の緊密な協力関係を育成するとともに、この分野の科学技術の振興を計ることを目的として設立された学会です。 この度、液体微粒化分野に関する学術研究ならびに日本液体微粒化学会の発展向上に大きく貢献した個人およびグループに功労賞が贈呈されました。
日本液体微粒化学会は、液体の微粒化に関する研究の進歩と工業の発展に寄与し、研究者?技術者相互の連携と産学および官の緊密な協力関係を育成するとともに、この分野の科学技術の振興を計ることを目的として設立された学会です。 この度、液体微粒化分野に関する学術研究ならびに日本液体微粒化学会の発展向上に大きく貢献した個人およびグループに功労賞が贈呈されました。
●斎藤教授 受賞コメント
航空機用ガスタービンエンジンの環境性能を高度化するための基盤技術の一つに、液体燃料であるジェット燃料の微粒化があります。ジェットエンジンでは、薄く膜状にした液体の流れを並行する気流で粉砕するという微粒化方法が多用されていますが、この微粒化技術の向上と若手研究者の育成のために、産官学のメンバーで構成された研究委員会が立ち上げられました。微力ながら、この研究委員会の設立と活動に協力いたしました。
航空機用ガスタービンエンジンの環境性能を高度化するための基盤技術の一つに、液体燃料であるジェット燃料の微粒化があります。ジェットエンジンでは、薄く膜状にした液体の流れを並行する気流で粉砕するという微粒化方法が多用されていますが、この微粒化技術の向上と若手研究者の育成のために、産官学のメンバーで構成された研究委員会が立ち上げられました。微力ながら、この研究委員会の設立と活動に協力いたしました。
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私の研究室には、この研究委員会で提案?設計された小型風洞を備えた「標準」噴射弁試験装置(各研究機関が同じ試験装置を用いることで、実験データの比較や共有ができる)が整備されています。この装置を用いて、研究室の学生、院生の皆さんとともに液膜微粒化の実験を実施しています。企業とのコラボレーションも行っており、航空産業に貢献できるような技術を生み出すべく、さらに研究を進めていきたいと思います。
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