システム理工学部の教員達が関東工学教育協会にて業績賞を受賞

2022/09/27
  • システム理工学部
【受賞業績】グローバルな理工系人材養成に向けて留学を必須とした国際プログラムの実現
王さん
【受賞者】 三好 匠 先生(システム理工学部電子情報システム学科教授、左から2番目)、花房 昭彦 先生(システム理工学部生命科学科教授、右から2番目)、川上 幸男 先生(システム理工学部機械制御システム学科教授、右から1番目)、伊藤 和寿 先生(システム理工学部機械制御システム学科教授、左から1番目)
【受賞内容】
芝浦工業大学は2014年にスーパーグローバル大学創成支援事業(SGU)に採択され、教育?研究のグローバル化にまい進しています。受賞者の所属するシステム理工学部では、2017年4月より電子情報システム学科、機械制御システム学科、生命科学科生命医工学コースにおいて国際プログラムを開設いたしました。2019年4月には環境システム学科、生命科学科生命科学コース、数理科学科でもスタートし、システム理工学部の全学部?コースに国際プログラムが設置されています。
国際プログラムにおける3つの特徴は、1) 1セメスター以上の海外留学と外国大学での単位取得、2)卒業単位の約1/4にあたる32単位以上を英語で修得、3)卒業研究の英語での実施です。なかでも、1セメスター以上の海外留学を必須とした理工系大学?学部は国内に例がなく、先駆的なプログラムとなっています。3年次での海外留学をプログラムの中心に据え、留学に備えるための英語能力の獲得や英語による授業履修などの1~2年次の教育から、留学後に実施する4年次での英語による卒業研究まで、一貫したグローバルな学部教育プログラムになっています。更には、1年次に海外留学を体験できる国際研修科目や、本学に留学している外国人学生をサポートしながら留学時の生活を体験できるBuddy科目を設置するとともに、教員と学生が相談できる国際プログラムサロン(談話会)を毎週開催するなど、学生の支援体制も充実しています。これらのことが評価され、関東工学教育協会の業績賞を受賞するに至ったと考えております。
今後は,プログラム配属者数の確保や留学先の選定などの課題を解決していくとともに、他学部や他大学への情報共有を通じて理工系大学におけるグローバル化教育を広く推進しければと考えております。
最後になりましたが、今回の受賞は国際プログラムの計画、実施、運営に携わられている数多くの教職員全員のご尽力によるものです。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

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