Jadram Narumon さんがAPRIS 2022: Asia Pacific Conference on Robot IoT System Development and PlatformにてBest Short Paper Awardを受賞

【研究目的】
快適?覚醒状態と運転パフォーマンスの関係を明らかにすることです。

【研究内容】
本研究では、脳波と心拍変動を用いて、快適度と覚醒度が異なる状態を評価し、運転パフォーマンスを比較しました。
実験では、ドライバーの眠気を喚起し、音楽を聞く/音楽聞かない条件で運転させました。
その結果、音楽を聞く条件は、より良い運転パフォーマンスがあることがわかりました。

【今後の展望】
ドライバーの快適と覚醒状態は運転と関連しています。
覚醒度が低い眠気状態や、快適度が低い不快な感情になる時、ドライバーの運転パフォーマンスが低下する可能性があり、事故につながることがあります。
本研究では、運転パフォーマンスが悪くなるような状態をより客観的かつ早期に評価する手法を検討しています。
運転パフォーマンスが悪くなる前の状態を評価できることで、ドライバーが事故を起こすリスクを把握することができ、事故の対策役に立ち、交通安全な社会につなげることができます。