櫻井 日陽 さんが化学工学会 第88年会で学生奨励賞を受賞
2023/03/28
- 応用化学科
【受賞者】
櫻井日陽 さん(応用化学科4年)
【指導教員】
吉見 靖男 教授(応用化学科)
アーリャシュリー助教(先進国際課程)
【学会名】
化学工学会 第88年会
【賞名】
学生奨励賞
【発表題目】
分子インプリントポリマーを用いたチップ型ヒスタミンセンサによる魚肉鮮度評価の可能性
櫻井日陽 さん(応用化学科4年)
【指導教員】
吉見 靖男 教授(応用化学科)
アーリャシュリー助教(先進国際課程)
【学会名】
化学工学会 第88年会
【賞名】
学生奨励賞
【発表題目】
分子インプリントポリマーを用いたチップ型ヒスタミンセンサによる魚肉鮮度評価の可能性
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ヒスタミン濃度測定用キットは市販されていますが、値段が高くピペット操作が必要なので、卸売り現場で使うには不便です。
本研究の目的は、安くて簡単に使える使い捨て型センサの開発です。
※ヒスタミンは魚肉が傷むと発生する中毒の原因となる物質です。
【研究内容】
ヒスタミンの分子構造を記憶したペースト電極をPETフィルムで作った基板に埋め込んで、ヒスタミンセンサを試作し、魚のミンチを使ってセンサの性能をテストしました。
ミンチが腐ってヒスタミンの濃度が上がるのと同じタイミングで、センサの出力電流も上がっていきました。
【今後の展望】
完成したセンサを使うことで、職人さんの目利きに頼らなくても生魚を安心して流通できるようになり、アメリカをはじめとした諸外国で和食ブーム がますます進むと思います。
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