市原 大嗣 さんが日本原子力学会関東?甲越支部第16回学生研究発表会で奨励賞を受賞
2023/03/30
- 材料工学科
【受賞者】
市原 大嗣(材料工学科4年)
【指導教員】
新井 剛教授(材料工学科)
【学会名】
日本原子力学会関東?甲越支部第16回学生研究発表会
【賞名】
奨励賞
【発表題目】
難分離性放射性核種のMo(VI)及びSb(III)に対して高選択性を有する吸着材の開発
市原 大嗣(材料工学科4年)
【指導教員】
新井 剛教授(材料工学科)
【学会名】
日本原子力学会関東?甲越支部第16回学生研究発表会
【賞名】
奨励賞
【発表題目】
難分離性放射性核種のMo(VI)及びSb(III)に対して高選択性を有する吸着材の開発
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本研究室で積極的に研究が行われてきた使用済み核燃料の再処理過程で生じる廃液からの金属の群分離の過程で、Mo(VI)及びSb(III)の分離が困難でした。そこで、本研究ではこれら金属の群分離を目的としました。
【研究内容】
これまでの論文からMo(VI)及びSb(III)に対して選択性を有することが報告されている吸着材をいくつか選定し、それらの吸着挙動について検討を行いました。また、最も優れた選択性を有した吸着材の分離プロセスへの適用について検討を行いました。
【今後の展望】
資源に乏しいわが国において、電力を安定的に供給することが可能な原子力発電の再稼働を行う上で、核燃料サイクルの確立が重要であり、使用済み核燃料の再処理方法の確立が大切になってきます。本研究では、新規吸着材の分離プロセスへの適用に向けた、ハンドリング性の向上を目指していきます。
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