田 啓文さんが複雑コミュニケーションサイエンス研究会で2022年度若手研究奨励賞を受賞
2023/06/27
- 電気電子情報工学専攻
【受賞者】
田 啓文 さん(電気電子情報工学専攻 卒業生)
【指導教員】
宮田 純子准教授
【学会名】
複雑コミュニケーションサイエンス研究会
【賞名】
2022年度若手研究奨励賞
【発表題目】
三元トラヒックに基づく条件付きエントロピーを用いたSDN環境のDDoS検知法
【研究目的】
ネットワーク全体をソフトウェアベースで制御するネットワークアーキテクチャ特有のネットワーク攻撃に対しての検知手法を新たに考案しました。
【研究内容】
物理学から導入した環境のばらつき度合いを表すエントロピーを使用して、ある時間間隔における収集されたパケットの中で複数のパラメータのばらつき度合い(出現頻度)を数値化し、トラヒックを3種類に分類します。そのうえで、SDN(Software Defined Newtork)という新たなネットワークアーキテクチャに対する各トラヒックパラメータのばらつき度合いの組み合わせ、攻撃パターンを定義した上で攻撃検知を行います。
SDN:ネットワーク全体を集約してソフトウェアベースで制御するネットワークアーキテクチャ
【今後の展望】
今後は、SDNを管理するSDNコントローラに提案手法を実装し、トラヒック変動をリアルタイムに通知する仕組みを用いて、より高性能な攻撃検知手法を考案していきたいと考えています。
田 啓文 さん(電気電子情報工学専攻 卒業生)
【指導教員】
宮田 純子准教授
【学会名】
複雑コミュニケーションサイエンス研究会
【賞名】
2022年度若手研究奨励賞
【発表題目】
三元トラヒックに基づく条件付きエントロピーを用いたSDN環境のDDoS検知法
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▲ 複雑コミュニケーションサイエンス研究会委員長 会田先生(左)と田さん
【研究目的】
ネットワーク全体をソフトウェアベースで制御するネットワークアーキテクチャ特有のネットワーク攻撃に対しての検知手法を新たに考案しました。
【研究内容】
物理学から導入した環境のばらつき度合いを表すエントロピーを使用して、ある時間間隔における収集されたパケットの中で複数のパラメータのばらつき度合い(出現頻度)を数値化し、トラヒックを3種類に分類します。そのうえで、SDN(Software Defined Newtork)という新たなネットワークアーキテクチャに対する各トラヒックパラメータのばらつき度合いの組み合わせ、攻撃パターンを定義した上で攻撃検知を行います。
SDN:ネットワーク全体を集約してソフトウェアベースで制御するネットワークアーキテクチャ
【今後の展望】
今後は、SDNを管理するSDNコントローラに提案手法を実装し、トラヒック変動をリアルタイムに通知する仕組みを用いて、より高性能な攻撃検知手法を考案していきたいと考えています。
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▲ 受賞講演中の田さん
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▲ 受賞講演の会場の様子