さいたま市、大宮アルディージャと産学官の共同研究に関する覚書締結式を行いました

2024/03/05
  • 連携?貢献
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左:清水 勇人市長(さいたま市)、中央:山田 純学長(芝浦工業大学)、右:佐野 秀彦代表取締役社長(大宮アルディージャ)


3月5日に、さいたま市役所で「医療?ヘルスケア、スポーツ分野に係る産学官の共同研究に関する覚書締結式」を執り行いました。
この覚書は、本学とさいたま市が2015年4月に締結した「イノベーションに関する連携協定書」を基盤とした具体的な取り組みになっており、本学とさいたま市に加え、大宮アルディージャ(エヌ?ティ?ティ?スポーツコミュニティ株式会社)の三者が女性アスリートをキーワードとした共同研究を円滑に実施するために相互に連携し、協力することで企業の育成?支援を通じたイノベーション創出等の達成を目指しています。

本学とさいたま市は、これまでも「イノベーションに関する連携協定」や「災害時における避難場所としての施設利用に関する協定」、また「SDGs連携協定」などによる連携を行ってきました。さらに、2022年4月には、全国で初めてとなる「脱炭素先行地域」への共同提案が他の25地域とともに選定されるなど、多くの分野で連携しています。

山田学長は「今回は多くの連携を行っているさいたま市様に加え、大宮アルディージャ様ともスポーツ?健康分野において共同で研究できることを大変うれしく思います。」と話しました。
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また、締結式後には、システム理工学部生命科学科?赤木亮太教授から今回行う共同研究についての発表がありました。代表選手の約3割が前十字靭帯断裂(ACL)等の大きなケガをしていると言われる女子サッカー選手のケガ予防に関する研究であり、今後の研究成果が期待されます。
m_1システム理工学部生命科学科?赤木亮太教授