SDGsアクター資格を、システム理工学部の学生74名が取得

2021/06/18
  • 学び
SDGsアクター資格を、システム理工学部の学生74名が取得しました。
それに伴い、6月2日~4日の3日間に分けて「SDGsアクター認定証?缶バッジ授与式」を大宮キャンパスにて行いました。

■SDGsアクター資格とは
近年メディアでも取り上げられているSDGsとは、Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略称です。
国連加盟193か国が、2016年から2030年の15年間で達成することを前提に取り決めました。
グローバル社会をより発展させるために必要不可欠な17の大きな目標と、それらを達成するための具体的な169のターゲットで構成されています。
SDGsアクター資格は、次世代の主体的?持続的に参画?協働する社会を実現し、SDGsの達成を目指すための制度です。
具体的には、地域や国際社会の課題?ニーズ解決のために活動していると認められた者に与えられます。
大学教員?NGO?企業などから構成される審査会での審査を経て、(社)サスティナビリティ人材開発機構が認定することが必要となります。

■なぜ芝浦工業大学から74名も認定されたのか
SDGsアクター資格は、本学の指定科目を受講すると申請することができるためです。
認定には単なる知識習得だけでなく、デイリーアクションを起こすことが求められます。

SDGsアクター認定制度(2020年度)

サムネ
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荻野 慎吾 さん(環境システム学科3年)
今回の認定に関して、とても光栄に思っています。
SDGsは現在のみならず、今後も継続して考えていくべき事柄です。
僕は日常生活から、特にジェンダー問題に気を配って生活しています。偏見を持たず、相手のことをきちんと知ったうえで発言を選ぶことが大切です。
SDGsは今後の社会に必須の概念になっていくでしょう。大学卒業後は今回得た知識を基に、社会の一員として活躍できたらと考えています。
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中口 毅博 教授(環境システム学科)
SDGsは取り決めとしては、2030年までの目標です。そのため、今はブーム的に知名度が広がっていますが、本当の意味で持続していけるのか疑問も呈されています。実態が伴っていないにもかかわらず、SDGsに取り組んでいるように見せかける、SDGsウォッシュという言葉もあります。
今回SDGsアクターに認定された学生たちが社会に羽ばたいた際は、ぜひSDGsの取り組みを広げる中心になってほしい。一時的ではなく、維持したり発展する段階に至るまで、一役買ってくれるような、そんな存在に成長することを期待しています。
そうなれば、日本も本当の意味で持続可能な社会に近づいていくと考えています。

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