VR空間デザインコンペを開催しました

2022/01/12
  • 学び
建築学部の岡崎 瑠美准教授らが、「VR空間デザインコンペ」を学内で開催しました。
これは学内プロジェクト研究助成「S-SPIRE事業※」の一つであり、岡崎准教授が代表を務める「VR建築教育のための3Dアーカイブ作成に関する研究」の一環で行われました。

今回は「メタバースにおける雑談空間」をテーマに募集し、学生たちから8作品の応募がありました。
一次審査を経て、1月11日には最終審査とワークショップを実施。
最終審査は一次審査通過者同士でディスカッションを行い、一次審査通過者全員でグランプリ?準グランプリを決める方式をとりました。
審査委員長
建築学部長  秋元 孝之
審査委員
建築学部 教授 志手 一哉
同 教授    山代 悟
同 教授    篠崎 道彦
同 准教授   岡崎 瑠美

複合領域産学官民連携推進本部
副本部長   武田 貞生
企画?運営
大学院理工学研究科 博士(後期課程)
地域環境システム専攻 伊藤 真一
同 修士課程
建設工学専攻     大塲佑哉          

受賞作品

グランプリ

グランプリ作品
「Distortion.」

準グランプリ

準グランプリ作品
「異世界旅?」

最終審査とワークショップの様子

WS1
ws2
写真 2022-01-11 17 04 14
現在「メタバース」に注目が集まる中、岡崎准教授らの研究グループは、「パーソナルスペース」と「ラポール(信頼感)」に着目して、VRにおける雑談?会話空間をデザインできないかと研究を進めています。

今回グランプリを受賞した作品は、今後実験空間として実装し、VR空間における信頼感の測定実験に活用されます。


岡崎准教授は今後の展開について、
コメント
「当コンペのグランプリ作品はVR実験で使用する予定です。
実験ではVR上に複数の空間を用意し、それぞれの空間で会話時の信頼度を測定します。
これらの実験から得られる知見を活用することにより、今後VR空間上で円滑なコミュニケーションが行われることを期待しています。
本プロジェクト研究では、他にもVR空間が人に与える影響について様々な視点から研究を進めています。」
としています。


※ S-SPIRE (Supporting Program for Innovative Research)事業:

学内におけるプロジェクト研究助成事業

  • 本学の研究力の向上
  • 本学が比較的優位を有する研究領域の創出
  • 複数教員の参画や連携などによる研究プロジェクトの規模拡大

などを目指す

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