「建築学生のための VR 入門講座」が開催されました
2022/12/13
- 学び
11 月 19 日、26 日の2日間で「第一回:建築学生のための VR 入門講座」が学内で開催されました。
学生によって企画?運営されたこの講座は、第一回目として「VR をはじめて体験する建築学部の学生に VR の基本を知ってもらうこと」、「建築とVRを結びつけて建築表現の幅を広げるきっかけを得てもらうこと」を目的として企画されました。
講座は ①VR のデモンストレーションのゲーム体験、②VRChatのワールドに入り会話や空間を体験、③自分が設計した作品にVR で入っても
らう体験、の3 つの部門から構成されました。
①:VR のデモンストレーションのゲーム体験
『初めての Quest』と『Beat Saber』の 2 つのゲームを体験を行いました。
『初めての Quest』では紙飛行機を飛ばす、卓球をするなどの体を使ったゲーム体験を行いました。『Beat Saber』ではアクションゲームを行い、大迫力の映像と大きく体を動かす体験によって、VR の没入感に多くの参加者が驚いている様子でした。
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②:VRChat のワールドに入り、会話や空間を体験
『VRChat』では、VR 空間でアバターを用いた遠隔でのコミュニケーションを行うことができます。自分の姿(アバター)を変えられる体験は非常に刺激的な体験であるため、参加者は自分の見た目の変化による感覚の変化などを楽しんでいる様子でした。
また、3つ用意された空間内で(コミュニケーションに特化した空間、VR 特有の幻想的な空間、実際の街並みをフォトグラメトリーで3D 化して作成した空間)、参加者同士の会話を楽しみました。
体験を終えた参加者からは、建築空間に対して VR 空間が与える影響について様々な感想が述べられました。
『VRChat』では、VR 空間でアバターを用いた遠隔でのコミュニケーションを行うことができます。自分の姿(アバター)を変えられる体験は非常に刺激的な体験であるため、参加者は自分の見た目の変化による感覚の変化などを楽しんでいる様子でした。
また、3つ用意された空間内で(コミュニケーションに特化した空間、VR 特有の幻想的な空間、実際の街並みをフォトグラメトリーで3D 化して作成した空間)、参加者同士の会話を楽しみました。
体験を終えた参加者からは、建築空間に対して VR 空間が与える影響について様々な感想が述べられました。
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学生自身の作品を用意するというハードルが高かったため、今回はこの点については積極的に活動することができませんでした。
今後の活動として、建築をモデリングして空間をつくり、VR で見られるようにするところまでの一連の流れを講座で扱うことが検討されています。
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「建築学生のためのVR入門講座」とは
建築学部の学生向けに、VRによって建築表現の幅を広げることを目的に開催。【目的】 VRがはじめての建築学生にVRの基本を知ってもらう。 建築とVRを結びつけて、建築表現の幅を広げるきっかけを得てもらう。
【内容】
①VRのデモンストレーションのゲーム体験 / ②VRChatのワールドに入り(3つ程度)、実際に会話をする / ③自分が設計した作品に、VRで入ってもらう
【対象】 芝浦工業大学の建築学生(20名)
【場所】 本部棟9階環境実験室
【時間】 1.5時間程度(内容①?③を各30分ほど)
【期間】 11/19(土)9:00-18:00 、11/26(土)9:00-18:00
【企画?運営】建築学部建築学科 和泉 圭悟、關戸 麻結、伊藤 純平、中田 雅人 /大学院理工学研究科 博士(後期課程) 地域環境システム専攻 伊藤 真一
【協力】建築学部 秋元 孝之学部長、志手 一哉教授、山代 悟教授、篠崎 道彦教授、岡崎 瑠美准教授