【開催】第5回 Bio-Intelligence for well-being (BIW)研究会開催

2024/10/29
  • 行事

BIW logo (big)
Bio-Intelligence for well-being (BIW)研究会は、2019年11月に視覚?聴覚?触覚?味覚?嗅覚?痛覚?圧覚?機械感覚?運動感覚などの感覚、すなわちBio-intelligence(BI)に関する基礎研究と応用研究を融合し、近い未来においてヒトが、身体的?精神的?社会的に良好な状態、すなわちwell-being な社会を実現するために役立つ新たな技術開発を推進することを目的に設立されました。 第5回目の研究会では、”統合感性食理学?始動”と題し、幅広い分野の大学?研究機関の研究者の意見を交換する場として、以下のように開催したくご案内申し上げます。

開催概要

日時     :2024年11月6日(水) 13:30~17:20(開場 13:00)
開催場所   :芝浦工業大学 豊洲キャンパス 交流棟501教室
参加申し込み :https://surl.jp/Hsrhn6LJ
参加費    :無料
チラシはこちら 第5回BIW研究会 (319.7KB)

プログラム

開会挨拶 (13:30~13:40)
内藤 裕二 京都府立医科大学大学院 医学研究科 生体免疫栄養学講座 教授、本会副会長


特別講演1 (13:40~14:40)
 
「食行動の起点となる口腔内における味覚感知」
  三坂 巧 東京大学?大学院農学生命科学研究科 准教授

 口腔内で感じる味覚は、「おいしい」か「まずいか」を判定するだけでなく、「好き嫌い」「食べる食べない」までも決定する大事な情報である。本演題では、口腔内で味を感じる仕組みに関する最近の知見について紹介したい。


特別講演2(14:40~15:40)
 「ヒトの味嗅覚の統合と経験?加齢による食品への感覚特性?嗜好性の変化」
  小早川 達 産業技術総合研究所 上級主任研究員
 心理物理実験からみた味覚?嗅覚の統合解明、また食経験が味嗅覚の知覚、嗜好性に与える影響を発表するとともに、ヒトにおける脳機能計測法の有効利用法についても触れてみたい。

<休憩 15:00~15:10>

特別講演3 (15:10~15:50)
 「健康的な食生活に関連する感性研究

  元木 康介 東京大学?対学院経済学研究科 講師
 健康的な食生活に関連する感性研究について、近年行った複数の研究を紹介する。例えば、心理言語学を健康的な食品のブランドネームへ応用した研究等について紹介する予定である。

特別講演4 (15:50~16:30)
 「感覚栄養学と食行動」
  越阪部 奈緒美 芝浦工業大学?生命科学科 教授
 30 年来ポリフェノールの機能性についての研究すすめてきたが、その有効性メカニズムを解明する過程において、ポリフェノールが呈する苦味や渋味が重要な役割を示すことを見出した。これまで見過ごされてきた食品の味と生体調節機能の関連性をテーマとする新たな学術分野“感覚栄養学” を紹介する。

パネルディスカッション (16:30~17:00)
  三坂 巧 東京大学?大学院農学生命科学研究科 准教授
  小早川 達 産業技術総合研究所 上級主任研究員
  元木 康介 東京大学?対学院経済学研究科 講師
  内藤 裕二 京都府立医科大学大学院 医学研究科 生体免疫栄養学講座 教授、本会副会長
  越阪部 奈緒美 芝浦工業大学 システム理工学部 生命科学科 教授、本会会長

講評 (17:00~17:20)
  阿部 啓子 東京大学?大学院農学生命科学研究科 特任教授

 情報交換会 (17:30~18:30)

お問い合わせ

 

芝浦工業大学 研究推進部 研究企画課

〒135-8548 東京都江東区豊洲3-7-5(豊洲キャンパス 研究棟4階)

TEL:03-5859-7180 / FAX:03-5859-7181

E-mail:sangaku@ow.shibaura-it.ac.jp