24a407 モノを効率よく詰め込む方法を考えてみよう ~ケプラー予想と詰め込みの数学~
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講座詳細
会場 | 芝浦工業大学 大宮キャンパス(さいたま市見沼区) |
---|---|
日程 | 2024年9月28日(土) |
時間 | 13:30~15:00 |
対象 | 小学4年生~中学3年生(保護者の方もご参加いただける講座です。保護者の参加は、受講者1名につき1名です。) |
定員 | 30名(抽選) |
受講料 | 3000円 |
申込
締切 |
2024年8月27日(火) |
講座概要
街中には、荷物をたくさん積んだトラックが走っていて、みんなのところに荷物を運んでくれています。さて、トラックに荷物をどのように詰め込めば、効率よく、たくさんの荷物を運ぶことができるでしょうか。
約400年前、ケプラーという算数(数学)や理科(物理)の研究者は、この問題をもっと単純化し、 『同じ球を空間の中に最も効率よく詰め込む方法とは?』を考えました。しかし、こんな単純な問題でも、答えはなかなか見つからず、およそ400年にわたって数学者たちを悩ませ続け、「ケプラー予想」と呼ばれました。このケプラー予想は、何世紀にもわたって、数学者たちの挑戦をはねつけてきましたが、数年前に解決することができました。ケプラー予想を解決に導いたのは、なんと、コンピュータを駆使した証明方法でした。
この講座では、この詰め込み問題をわかりやすく単純化し、与えられた箱に円や球などを最も効率よく詰め込むには、どのようにしたら良いかを実験を通じて考えてみましょう。
※保護者の方もご参加いただける講座です。
約400年前、ケプラーという算数(数学)や理科(物理)の研究者は、この問題をもっと単純化し、 『同じ球を空間の中に最も効率よく詰め込む方法とは?』を考えました。しかし、こんな単純な問題でも、答えはなかなか見つからず、およそ400年にわたって数学者たちを悩ませ続け、「ケプラー予想」と呼ばれました。このケプラー予想は、何世紀にもわたって、数学者たちの挑戦をはねつけてきましたが、数年前に解決することができました。ケプラー予想を解決に導いたのは、なんと、コンピュータを駆使した証明方法でした。
この講座では、この詰め込み問題をわかりやすく単純化し、与えられた箱に円や球などを最も効率よく詰め込むには、どのようにしたら良いかを実験を通じて考えてみましょう。
※保護者の方もご参加いただける講座です。
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講師プロフィール
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講師:松田晴英(芝浦工業大学工学部教授)
東京理科大学を卒業後、茨城大学大学院にて博士(理学)を取得。中村学園大学、九州東海大学、東海大学教育開発研究所などを経て、現職。
日本数学会、電子情報通信学会、情報処理学会に所属。グラフ理論という、点と線からなる図形について日々、七転八倒しつつも楽しみながら未解決問題に取り組んでいる。趣味は数学。
講師からのメッセージ
週末の午後、箱の中にコインを並べたり、箱の中に球を詰め込んだりして、効率よくモノを詰め込む方法をみんなで考えてみませんか。