栗原蒼太さんがAPRIS 2024にてBest Work-in-Progress Paper Awardを受賞
2025/01/16
- 電気電子情報工学専攻
受賞者
栗原 蒼太さん(電気電子情報工学専攻 2年)
指導教員
菅谷 みどり 教授(情報工学科)
学会?大会名
APRIS 2024 : Asia Pacific Conference on Robot IoT System Development and Platform
賞名
Best Work-in-Progress Paper Award
発表題目
Examining the positive effects of personality similarity between manga’s main character and readers
漫画主人公と読者の性格類似によるポジティブな効果の検証
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研究目的
ストレスは精神的な病気の原因となります。本研究ではストレスを減らす方法の一つとして漫画に注目しました。特に、漫画の中でも重要な要素である主人公に着目し、主人公と読者の性格が似ているほど、ストレス軽減の効果が高まるという仮説の検証を目的としています。
研究内容
本研究では、漫画の主人公と読者の性格をアンケートを使って数値化し、そのデータを分析しました。その結果、主人公と読者の性格が類似しているほど、生理反応からストレス状態を推定できる指標(HRV)を用いて評価を行い、ストレスが軽減される可能性が示されました。
今後の展望
ユーザーの心拍データと性格特性を用いて、ユーザーのストレス解消に適した漫画を推薦するアプリケーションの開発を行うことを考えています。