三木 理 さんが第21回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会でSI2020優秀講演賞を受賞

2021/02/12
  • 機械工学専攻
【受賞者】
三木 理 さん(機械工学専攻2年)

【指導教員】
松日楽 信人 教授(機械機能工学科)

【学会?大会名】
第21回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会

【賞名】
SI2020優秀講演賞

【発表題目】
eSEAT を用いた異なるシステムをつなぐ共通化遠隔操作ロボットシステム
本文ー三木さん
【研究目的】
現在、フランスで核融合を実現するための実験炉が建設されています。
その実験炉の中で使用する機器は世界各国が協力をして開発を進めています。
実験炉の様々なメンテナンスは全て遠隔操作のロボットで行われる予定ですが、各国の機関によって個別に開発されているため、ロボット間の連携や共通化には限界があります。
そこで、ロボットシステムを共通化するコンセプトを提案するのが本研究の目的です。

【研究内容】
本研究ではデータの書式に着目しています。
開発者によってロボットとの通信に使うデータの書式が異なっていても、操縦指令などデータの中身は大きく変わりません。
そこで、eSEATを用いて変換することでロボットシステムの連携を実現し、実際の移動ロボットで検証を行いました。

【今後の展望】
ロボット技術を通して、高齢化や人手不足、人が立ち入れない場所での作業や交通安全などの課題を解決し、社会に貢献できればと考えています。



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