大塚 菜々 さんが第21回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会でSI2020優秀講演賞を受賞

2021/02/12
  • 機械工学専攻
【受賞者】
大塚 菜々 さん(機械工学専攻2年)

【指導教員】
松日楽 信人 教授(機械機能工学科)

【学会?大会名】
第21回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会

【賞名】
SI2020優秀講演賞

【発表題目】
立ち上がり動作速度による支援装置の駆動条件評価
本文ー大塚さん
【研究目的】
高齢者の立ち上がり動作を支援?計測を行う「立ち上がり動作計測装置」を試作し、実用化に向けて研究を行っています。
今回は、立ち上がる前の測定データから使用者に合った支援方法を決定する手法を検討しました。

【研究内容】
立ち上がり動作では,椅子から腰を上げる前に体幹を前傾させる動作が入ります。
この予備動作は、同じ使用者でも毎回ばらつきがあります。
計測装置の手すりを引く力を分析し、この予備動作の特徴から立ち上がり方を推定し、より効果が高い支援方法を決定する手法を検討しました。

【今後の展望】
立ち上がり動作計測装置は、高齢者が自宅で手軽に使用することを目標としています。
今後は、手すりにかかる力と足底にかかる力を合わせて、より幅広い立ち上がり方の推定に役立てられるように研究を進めていきます。


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