グリーンエレクトロニクス国際研究センター
EUのグリーンディールなど世界的に地球温暖化の防止に向けた具体的な活動の重要性が高まっています。本学では、2013年からグリーンイノベーション研究センターにおいて、エレクトロニクスを中心に低炭素化に向けた研究推進と人材育成、研究基盤の整備を行い、所属する研究室の研究活動がさかんになってきました。この基盤を活かし、また研究室間の共同によってさらなる成果の実現が期待されます。本センターでは、下の概念図に示すように高い研究活動が期待される若手教員や先進国際過程(IGP)所属の教員を加え、IGP教員の国際的なネットワークの活用と学内研究者との連携を図り、研究者間の協力による共著論文、共同発明、共同での外部資金獲得等を目指し、グローバルな課題である地球温暖化の防止に向けた本学研究力の向上とブランド力の向上を図ります。
センター代表者
上野 和良 教授(工学部 電子工学科)研究テーマ
- グラフェンを用いた高周波デバイス、エネルギーハーベスト
- グラフェンを用いたセンサ等の新規集積光素子
- 圧電材料を用いたIoTセンサ、エネルギーハーベスト
- IoTエネルギーハーベストのためのフレキシブル熱電薄膜の開発
- 2次元材料のヘテロ構造による高効率熱電材料探索
- 臨界電流密度の高い実用的な超電導材料の合成と低コスト合成方法
- プラスチック等のフレキシブル基板上へ金属触媒を用いたGe等半導体薄膜の低温形成プロセス
- 折り紙プロセスを用いた3次元ペーパーデバイス
- オール酸化物、オールカーボンによる低コスト太陽電池
- 不揮発性メモリの省エネ制御技術、バッテリーレスIoTを目指した低消費電力回路技術