

UXコース概要
新たな体験ができるサービスをデザインする
近年、産業界のフォーカスは「モノからコトへ」とシフトしており、「コト」として商品やサービスによって得られる体験価値(UX, User Experience)が注目されています。これをデザインすることをUXデザインといいます。このためには、目に見えない情報に対する理解が必要で、それらを収集?分析し、的確に操り、適切に表現?伝達できる能力が必要です。具体的にはユーザーインタフェース(UI)設計能力、プログラミングやソフトウェアの設計能力などが必要です。
ワクワクする仕組みをデザインする
UXコースで主に行うのは「機器操作や情報伝達を中心とした体験(User Experience)の設計」です。ですが、単に「画面のデザインをすればよい」という話ではありません。認知科学にもとづいた人間の行動特性にフィットした設計はもとより、システムやサービスの全体プロセス、ジェスチャ入力や空間マッピングといった情報技術など、情報を取り巻く環境全体を包含して考えなければ最適な設計はできません。UXコースでは、人間の行動を取り巻く様々な技術を総合的に勘案しながら、操作や伝達を中心とした人間の行動プロセスをデザインし、利用者に新たな体験をもたらすアプリやサービスの企画提案?設計?開発を行います。
カリキュラム概要
カリキュラムとしては、主に論理的なデザイン手法、情報表現手法、そしてソフトウェアの企画?設計?開発手法を学びます。特に1年後期のコース必修科目「UXデザイン演習」ではUXデザインの基本的なプロセスと手法を体験し、デザインの基礎を学びます。2年次は人間中心設計概論にてUXデザインの考え方、プロセス、マインドセットを学び、インターフェイス概論やコンテンツデザイン演習にてデザインスキルを修得します。3年次は実践力を身につけます。
専門科目としては、デザイン科目とソフトウェア科目が中心になります。人工知能に興味がある人は、知能?制御科目の一部を履修しても良いでしょう。UXデザインを勉強していてソフトウェア作りに興味が出てきたり,両方をやってみたいという人もいるかもしれません。デザイナーがプログラミングや実装をする会社も珍しくなく、またソフトウェア技術者がUXデザインを行っている組織もあります。UXコースでは体験設計とその裏側に内在する実装技術をバランスよく学んでいくことで、より実現性の高い設計を志向する点に特徴があります。
学びのキーワード
- アプリケーションデザイン
- AR
- VR
- MR
- XR
- ウェブサイトデザイン
- 空間演出
- ロゴデザイン
- 紙媒体デザイン
- DTP
- キャラクターデザイン
- UXデザイン
- 認知工学
- マーケティング
- ユーザーインターフェイス
- ソフトウェア
- インタラクション
- HCI
- 認知科学
- 行動分析
想像
人々は次にどんな体験を望んでいるのか?
創造
提案 ー アプリ?ユーザインタフェースの提案
実装 ー 情報処理技術による実現
評価?学習
どのような体験が価値につながるかの分析
教員?研究者
コースデータ
取得できる学位 | 学士(デザイン工学) |
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入学定員 | 50名 |
教育職員免許 | 高等学校教諭一種免許状(工業) |
研究内容例
- オンライン学習を意欲的に行うためのフィードバック方法の開発
- ラップバトルのルールを活かしたキャッチコピー生成ロジックの開発
- 不快感が少なく認識しやすい家電動作音の開発
- 家電と人間との新たなコミュニケーション方法の開発
- ついうっかり続けてしまいたくなるトレーニング方法の開発
- 複雑な思考を整理する手法の開発
- 入力が面倒くさくならないような顧客管理システムの開発
- ECサイトにおける最適な情報提示方法の開発