SDGs推進室長挨拶
芝浦工業大学は、建学の精神である「社会に学び、社会に貢献する技術者の育成」に基づき、教職員と学生が一眼となって地域社会や国際社会と協力し、持続可能な新たな未来を築くことを目指しています。この理念を実現するための指針として、本学は2022年に「芝浦工業大学SDGs宣言」を掲げました。この宣言に則り、本学は持続可能でレジリエントな世界、そして将来にわたり誰もが幸せに安心して暮らせる健やかな社会の実現に向けた研究?教育活動を実施します。気候変動や感染症などの地球規模の課題から人口減少などの地域課題まで、社会?地域が直面する多岐にわたる課題に対し、本学が果たすべき役割を再認識し、持続可能な社会の実現を目指します。
同2022年には、SDGs宣言に明示された活動を推進していくために、大学法人として「学校法人芝浦工業大学SDGs推進室」を設置し、さらに、全学的な教職学マネジメントを支える組織として「SDGs推進委員会」を設置しました。
SDGs推進委員会では、SDGs宣言文に基づいて6つの活動方針を具現化し、重点項目や目標を定めたロードマップおよび行動計画表を策定しました。現在は学内の関連部局と連携して目標達成に向けて取り組んでいます。
さらに、私立理工系大学としては唯一のスーパーグローバル大学(Top Global University)に選定された実績に基づき、教育、研究、グローバル展開、多様性、教職学協働の5つの項目からなる取り組みを「Centennial SIT Action」と位置づけ、数値データに基づくPDCAサイクル展開により目標達成に臨みます。
これらの取り組みを通じてSDGsの達成に向けてさらなる努力を重ね、地域社会と連携しながら持続可能な社会の構築に貢献していきます。