2023年度プログラム
~随時更新~
?2023年度に予定されているグローバルPBL(Project Based Learning)の一覧です。
?開催が決定し募集準備ができたプログラム毎に担当教員からScombやメール等で対象学生に募集がかかります。
?オンライン型のグローバルPBLは、オンラインでの海外との協働が一般化するこれからの時代にも対応する、本学独自のCOIL(Collaborative Online International Learning) 型教育プログラムです。ぜひ積極的にご参加ください。
※以下の一覧には学科や学年も記載されていますが目安として考えてください。自分の所属と異なる学科の先生が主催しているプログラムあっても、系統が近い学科であれば参加できる可能性があります。学年も、主な募集学年は◎、参加可能な学年を○としていますが厳密なものではありません。対象外でも参加可能な場合もあるため、興味がある場合は実施担当の先生へお問い合わせください。
機械系
派遣 |
廣瀬 敏也先生(機械機能工学科)
|
ラフバラー大学(イギリス)
|
2023年7月27日~8月4日 |
プログラムコード 23HQ228K |
◎学部4年生、◎修士1年生、◎修士2年生 | ||||
このgPBLは、ラフバラ-大学が所有している大規模なヨーロッパ各国での運転データを解析し、まずは現地の交通安全に関する課題をグループで学習?調査する。また、日本でのITARDAが提供している交通事故に関するデータと比較して、地域によらない交通安全の本質的な課題を現地教員や学生も交えて解析、議論することを目的としている。更にラフバラ-大学の実験設備、ドライビングシミュレータ等の見学、学生との文化交流も実施し、機会の少ない学部生を対象としたヨーロッパ開催のgPBLを有意義なものとする。
|
||||
派遣 | 長谷川 浩志先生(機械制御システム学科) | リスボン新大学(ポルトガル) | 2023年7月12日~7月20日 |
プログラムコード 23HM051K |
〇学部4年生、◎修士1年生 | ||||
多国籍?多分野の混成チームによりシステム工学の思考?手法をベースに総合的問題解決を行う.欧州地区のCEPの目標は,イノベーション創出であり,システム思考に基づく問題解決プロセスに従い,チーム編成,要求分析?定義(目的,感動品質,ニーズ,現状分析),課題の目標設定と評価計画,予算計画,デザインレビュー(DR),計画に基づく活動(分析,シミュレーション,プロトタイプの製作),成果物の評価と改善,最終発表を実行することで創造的な提案を構築していく.また,本CEPのアセスメントは,DR,最終発表,チーム内相互評価,社会人基礎力テスト等で構成される.この活動内にインプロビゼーション教育として,ギョエー体験を実施し,変化対応力を養う.国際PBLの達成目標は,「システム思考」,「システム手法」,「システムマネジメント」の考え方や技術を踏まえて,イノベーション創出のための実課題に対する問題解決を行い,総合的問題解決能力を身につける. | 実施報告書 (628.8KB) |
|||
派遣
|
二井 信行先生(機械工学科) |
台北科技大学(台湾) | 2023年11月12日~11月19日 |
プログラムコード
23HA001K |
◎学部3年生、◎学部4年生、〇修士1年生、〇修士2年生 | ||||
國立台北科技大學の現地研究室に所属し、
|
実施報告書 (328.1KB) |
|||
派遣 | 小野 直樹先生(機械機能工学科) | ウスター工科大学(アメリカ) | 2023年8月15日~8月22日 | プログラムコード 23HB211K |
◎学部3年生、◎学部4年生 | ||||
担当教員の知り合いのMITPhD卒のPowell教授との連携で実施する。先方WPI側の学部生とのテーマディスカッションやプロジェクトを共同で実施して、英語でのコミュニケーション活動や互いの国の技術の比較などを行う。近郊の工場の見学や、ボストン中心部の有名大学(MITやハーバード大)の訪問も実施する予定。 | 実施報告書 (219.2KB) |
|||
派遣 | 長谷川 浩志先生( 機械制御システム学科) | ハノイ理工科大学(ベトナム) | 2024年2月29日~3月7日 | プログラムコード 23HQ049K |
◎学部3年生 | ||||
本演習は,講義「創生設計」と対をなすもので,講義の内容に沿った内容の演習課題に取り組むものとする.構想?企画設計から,基本計画設計,開発設計,予測計算の開発プロセスを体験する.デジタルエンジニアリング手法を導入し,CADソフト SolidWorks を用いる.また,開発上流でのユニバーサルデザインやリバースエンジニアリングの手法を取り入れ,CAE予測計算も実施する.創生設計の授業と連携して,上記CAD,CAEソフトの操作の講義?解説と演習を組み合わせてゆく.なお,本授業は2月後半の集中講義としてベトナム?ハノイ市に渡航し,ハノイ理工科大学の学生とgPBL(globalProjectBasedLearning)として英語で実施する. | 実施報告書 (224.8KB) |
|||
派遣 | 長谷川 浩志先生( 機械制御システム学科) | キングモンクット工科大学トンブリ校(タイ) | 2024年2月5日~2月12日 | プログラムコード 23HM224K |
◎修士1年生、◎修士2年生(学部生は別途検討) |
||||
国際的?学際的なプロジェクトチームによる演習を通じて,社会課題の総合的問題解決力を身に付けることを目的とする. この国際PBL では,芝浦工大大学院生(及び若干の学部3,4年生),KMUTT学生を中心に東南アジアの学生とプロジェクトチームを編成し,SDGsなど環境?健康?福祉?生活など広く社会に関連するキーワード群からテーマを設定する.設定したテーマを実現するために,「システム思考」,「システム手法」,「システムマネジメント」の考え方や技術を用いて,総合的問題解決を行う. 本PBLの実施プログラムは,(1)アイスブレイクとチーム編成,(2)テーマ確定,要求分析と目標設定,(3)評価計画と予算計画の策定,(4)デザインレビュー,(5)計画に基づく活動(フィールド調査,プロトタイプ作成)(6)最終発表となる. | ||||
派遣 | 髙﨑 明人先生(機械機能工学科) | マレーシア?マラッカ技術大学(マレーシア) | 2023年8月21日~8月28日 | プログラムコード 23HB961S |
◎学部1年生、◎学部2年生、◎学部3年生、◎学部4年生 | ||||
本プログラムは、マラッカ工科大学で行われるもので、本学以外にも東南アジアからの大学の学生も迎えて行われる比較的大規模なPBLである。PBLの説明やグループ分け等はオンラインで行われ、その後、全員がマラッカ工科大学に移動して対面形式でPBLを行う。 | 実施報告書_ (212.4KB) |
|||
派遣 | 髙﨑 明人先生(機械機能工学科) | ポーランドAGH科学技術大学(ポーランド) | 2024年2月14日~2月23日 | プログラムコード 23HB004K |
〇学部1年生、〇学部2年生、◎学部3年生、◎学部4年生、◎修士1年生、◎修士2年生 | ||||
本プログラムは、ポーランドのAGH科学技術大学で行うPBLである。ポーランド人学生とSIT学生のグループにより、エネルギーや環境に関する学生実験を行った後、実験に関連してテーマをグループごとに設定し、ポーランドと日本の考え方の違いや新たな提案をする。PBL中に10時間のコミュニケーション英語のクラスも準備している。 | 実施報告書 (236.7KB) |
|||
派遣 | 髙﨑 明人先生(機械機能工学科) | タクシン大学(タイ) | 2024年3月6日~3月15日 | プログラムコード 23HB966S |
〇学部1年生、〇学部2年生、◎学部3年生、◎学部4年生、◎修士1年生、◎修士2年生 | ||||
タイ南部の新規協定校のタクシン大学とトライアルでPBLを行う。PBのテーマは、タイの地元地域の支援に向けたゴム複合材料の作製とし、タクシン大学のPatthalung Campusにある工学部のゴム及びポリマー学科の教員が中心となり、大学の実験設備を利用したPBLとなる。また、学生のPBL活動の活性化のために教員からの講義、文化交流、フィールドトリップや懇親会をプログラムに含める。 | ||||
受入 | 髙﨑 明人先生(機械機能工学科) | ポーランドAGH科学技術大学(ポーランド) | 2023年7月27日~8月4日 | プログラムコード |
◎学部3年生、◎学部4年生、◎修士1年生、◎修士2年生 | ||||
DDプログラム学生12名(SIT5名、AGH7名)及び本学の学部生を交えてエネルギ-?環境工学に関するPBLを行う。 | ||||
受入 | 伊藤 和寿先生(機械制御システム学科) | ラクイラ大学(イタリア) | 2023年9月11日~9月22日 |
プログラムコード 23HM201R |
◎修士1年生、◎修士2年生 | ||||
本学とラクイラ大学の学生が混成チームを作り、高齢化あるいは後継者不足に対する技術?技能の伝承を目的とするシステムあるいは支援機器を提案することで、これまで培ってきた機械システム設計および制御工学および福祉工学の知識を、システム工学で学んだプロジェクト手法を活用して具体的なテーマに対して活用し、最終的に要求仕様を満たす解を提案するためのgPBLを実施する。gPBLではまず、テーマに関係する研究所や企業で見学を行い、参加学生自らが問題を発見するところからスタートする。中間審査では、背景およびゴール設定が適切であるかを定量的に評価する。最終的な提案内容には、機能、動作シミュレーションや制御アルゴリズムだけでなく、省エネ性、価格設定まで含めた提案まで含めることで、単なるアイデア検討にとどまらず、各参加者の多様な得意分野を活かした詳細設計にも踏み込んだ検討が要求される内容である。 本gPBLは2012年のスタート以来、障がい者向けの福祉支援機器(歩行支援、移動支援)、農業支援機器の提案をテーマとして実施しており、多くのアイデアが議論?検討されている。また、このgPBLをきっかけとしてラクイラ大学から毎年2-3名の修士留学生が半年ないし1年間の研究滞在として本学に来日しており、その後の国際学会発表論文執筆およびダブルディグリー入学につながるなど効果は大きい。 | 実施報告書 (208.1KB) |
|||
受入 | 長澤 純人先生(機械機能工学科 ) | キングモンクット工科大学トンブリ校(タイ) | 2024年2月26日~3月6日 | プログラムコード 23UQ052K |
◎学部3年生、〇学部1年生、〇学部2年生、〇学部4年生 | ||||
本学機械機能工学科では、キングモンクット工科大学トンブリ校(KMUTT)と数年前から、双方向からの派遣?受入によるグローバルPBLを実施している(2020年度はCOVID19によって中止,2021?2022年度はオンラインで実施).8月に本学からKMUTTに派遣,2月下旬~3月上旬の間に受入を実施する。本学学生とKMUTT学生混成のグループをつくり、与えられた課題をマイコンやセンサ等を駆使して解決する。 | ||||
受入 | RAJAGOPALAN UMAMAHESWARI先生(機械機能工学科) |
台北科技大学(台湾) | 2023年10月16日~10月23日 | プログラムコード |
教員に要確認 | ||||
2017年に開始した台湾?台北科技大学(以下NTUT)のエネルギー?冷凍空調工学科との国際プログラムの一環である。機械工学に関する基礎知識の幅を広げ、実験や解析を伴う少人数の実習に従事し、企業の研究開発を訪問見学することで応用を学ぶ。プログラム参加を通じて国際感覚を養うとともに、基礎知識の応用場面を体験し、参加学生に考え議論する機会を提供する。2018年と2019年には、科学技術進行機構JSTさくらサイエンスプランの支援を受け、NTUTから学生と引率教員を招聘し実施した。本学からは機械工学科4年生と大学院生、教員が参加した。ワークショップは主に講義と実習から構成され、国内企業の協力で研究設備を訪問見学し、最終日には全体で実習に関する発表会を開催した。2018年度の実施報告はさくらサイエンス活動報告第36号および文教ニュース第2515号の紹介記事参照されたい。2019年度5月にも、前年度と同様のさくらサイエンスに採択され、機械工学の分野をさらに拡大した受入プログラムを実施した。2022年のプログラム2月実施予定であり2023年度のプログラムでは本学の参加学生を対象に単位認定する方針である。 | 実施報告書 (504.9KB) |
材料?化学系
派遣 | 吉見 靖男先生 (応用化学科) | 国立台湾科技大学(台湾) | 2023年8月4日~8月11日 |
プログラムコード 23HD013K |
◎学部1年生、◎学部2年生、◎学部3年生、◎学部4年生 | ||||
芝浦工大の学生と国立台湾科技大学の学生がペアになって、化学実験の課題に取り組み、その成果を競う。(たとえば、カラムクロマトグラフィーで効率よく分離する方法を考えるなど)また結果について互い検証し、プレゼンテーションを行う。
|
実施報告書 (172.9KB) |
|||
派遣 | 野村 幹弘先生 (応用化学科) | 忠南大学(韓国) |
2024年2月19日~28日 | プログラムコード 23HD015K |
〇学部1年生、〇学部2年生、◎学部3年生、◎学部4年生、〇修士1年生、〇修士2年生 | ||||
ものを分ける分離操作はお酒の蒸留をはじめ、燃料電池や浄水器などのさまざまな分野で利用されています。そして、これら分離技術を支えるものが「膜」になります。膜の開発で、分離の効率化をします。また、分子を分離するためには、ナノメートルより小さい穴をあける必要があります。本PBLでは実験とプレゼンテーションと共に、海外の研究室で集中的に分離膜について研究を進めます。
|
実施報告書 (349.1KB) |
|||
派遣 | 吉見 靖男先生 (応用化学科) | 台湾科技大学(台湾) ウィディアマンダーラカトリック大学スラバヤ(インドネシア) |
2024年2月25日~3月3日 | プログラムコード |
◎学部1年生、◎学部2年生、◎学部3年生、◎学部4年生 | ||||
芝浦工大、ウィディアマンダーラカトリック大学スラバヤ(WMCU)および国立台湾科技大学の学生がペアになって、化学実験の課題に取り組み、その成果を競う。(たとえば、カラムクロマトグラフィーで効率よく分離する方法を考えるなど)また結果について互い検証し、プレゼンテーションを行う。
|
23HD905K | |||
派遣 | 芹澤 愛先生(材料工学科) | カセサート大学(タイ) | 2023年8月18日~8月30日 |
プログラムコード 23HC010K |
◎学部3年生、◎学部4年生、〇修士1年生、〇修士2年生、〇博士1年生、〇博士2年生、〇博士3年生 | ||||
材料工学科グローバルPBLは、近年の材料工学分野における様々なニーズに対応しうる解決能力、今後の科学技術の進歩に対応して新技術を開発できる実践力を育成することを狙いとする。関連企業も含めて具体的な研究課題を設定し、海外の大学の材料工学科の学生と協力しながら研究を実施する過程で、実践力、さらにはグローバルコミュニケーション力を伸ばすことが期待できる。さらに、これまでに培った日系の材料関連企業との連携を生かし、工場見学ならびに企業においてPBLを実施する。 | ||||
受入 | 吉見 靖男先生 (応用化学科) | 台湾科技大学(台湾) ウィディアマンダーラカトリック大学スラバヤ校(インドネシア) 国立工科大学パトナ校(インド) |
2023年8月15日~8月22日 |
プログラムコード 23UD011K |
◎学部1年生、◎学部2年生、◎学部3年生、〇学部4年生、〇修士1年生、〇修士2年生 | ||||
前半は卵落としコンテストを行う。学生が各自、「40 mの高さから落としても中の卵を割らないカプセルをA4の上で作る」マニュアルを用意し、日台の学生間で交換して、作品を作らせる。それを研究棟の14階から落下させて、結果を相互検証する。ここでプロのエンジニアも参加させ、「プロの問題解決法の考え方」を学んでいただく。とともに、コミュニケーション力を養成する。後半は「100円均一の店」で材料を調達して、3.5 kgの氷を速く溶かす競争を行う。ここでもプロの技術者を参加させ、考え方を学んでいただく。
|
実施報告書 (221KB) |
|||
受入
|
ミリアラ ムラリダ先生(先進国際課程)
|
インド工科大学ハイデラバード校(インド)
|
2023年9月24日~9月30日
|
プログラムコード (さくらサイエンスプログラム) |
本プログラムにおいては、招へい者は本学の研究設備、装置の紹介をはじめ、担当教員および本学学生による該当研究室での研究分野の講義を通じて、本学での研究活動を体験し、および日本の研究環境を学ぶ。加えて、ミリアラ教授が実施する超伝導分野に関する研究室ワークショップにも参加することで、今年度さくらサイエンスプログラムで実施を予定している、Advanced Global Project Based Learning(aPBL)の次回参加に向けて興味?関心?知識を養う。
|
||||
受入 |
ミリアラ ムラリダ先生(先進国際課程)
|
インド工科大学マドラス校(インド)
インド情報?設計?生産技術大学カンチープラム校(インド) マレーシアプトラ大学(マレーシア) マレーシア大学トレンガヌ校(マレーシア) |
2023年12月1日~12月10日
|
プログラムコード (さくらサイエンスプログラム) |
本プログラムでは、材料工学の基礎知識を共有し、異なる分野を研究する大学院生?研究者たちが集い、お互いの分野を学び合い、学んだ知識を研究室ワークショップを通じて実践する。本プログラムを通じて、実用的な技術?能力を習得するとともに、学んだ知識を活かし、論文という形で成果をまとめることを目的とする。
|
電気電子情報通信系
派遣 | 佐々木 昌浩先生(電子工学科) | ハノイ理工科大学(ベトナム) | 2024年3月 | プログラムコード |
◎学部2年生、〇学部3年生、〇学部4年生 | ||||
芝浦工大?ハノイ理工科大の連携によるグローバルPBL(ライントレースロボット教材を用いたミッション遂行形gPBLの実施)を行う。ここでは、ライントレースロボットを題材として、その機能拡張を課題としたグローバルPBLを実施する。HUSTのSoICTに協力をいただき、現地のTrung先生(水川研究室OB)とHung先生(吉見研究室OB)と協力しながら、芝浦の学生をHUSTに派遣し、HUST学生と連携をしながら、ロボットに関する課題を解決するプログラムとなっている。 | 23HG956K | |||
派遣 | 中島 毅先生(情報工学科) | ハノイ理工科大学(ベトナム) | 2023年8月21日~9月1日 |
プログラムコード 23HL908K |
◎学部2年生、〇学部3年生 | ||||
本PBLは、ハノイ理工科大学(HUST)で日本語教育?情報教育を専攻している学生(HEDSPI)とウェブアプリケーション開発技術の基礎を学ぶ。そのため、共通言語は日本語とし、適宜英語を使用してコミュニケーションをとる。そして、ベトナムでオフショア開発を展開している株式会社Sun*の協力を得てプログラム全体を通し講師として指導していただく。具体的には、プログラム言語にRuby、フレームワークにRuby on Railsを利用し、アイディアソン、仕様の決め方、仕様書の書き方、チームでの開発プロセス、テストなど、アプリケーション開発に飛鳥なすべての工程を体験する。そして、最終日には成果物を発表する。なお、本PBLでは現地でのグループワークだけではなく、渡航前にオンラインでミーティングを行い、あらかじめチーム分けやオリエンテーションを行う。
|
実施報告書 (344.8KB) |
|||
派遣 | 篠埜 功先生(情報工学科) | 全南大学校(韓国) | 2023年8月24日~9月1日 |
プログラムコード 23HL245K |
〇学部1年生、◎学部2年生、〇学部3年生、〇学部4年生 | ||||
韓国の全南大学校において、芝浦工大の学生5名程度と全南大学校の学生5名程度でPBLを実施する。参加者をいくつかのグループに分け、グループ毎に英語で議論し、プログラミングを行い、最終日に班ごとにプレゼンテーションを行う。芝浦工大の学生はPBL実施後レポートを提出し、プレゼンテーションとレポートにより成績評価を行う。現在2つのテーマを候補として考えている。1つはsmartThingsを対象にGroovy言語あるいはVisual Block言語を用いて家電製品を制御するプログラムを書くというものであり、もう1つは、Ethereum等のblockchainを対象に、Solidity言語等を用いて、blockchain上で実行されるcontractコードを記述するというものである。どちらのテーマで実施するかについて、2023年4月頃に決める予定である。また、PBL期間中に、全南大学校の近辺にある電力会社(兼IT企業)や韓国の歴史に関する博物館を訪問することを検討している。 | 実施報告書 (265.8KB) |
|||
派遣 | 小池 義和先生(電子工学科) | キングモンクット工科大学トンブリ校(タイ) | 2023年8月28日~9月5日 | プログラムコード 23HG034K |
〇学部1年生、◎学部2年生、〇学部3年生、〇学部4年生 | ||||
2015年度からタイのKMUTTのElectronics and Communications学科(ENE)とのPBLを実施している。「マイコン」、「センサ」、「制御」、「生体信号」、「光」をキーワードに、Arduinoマイコンをベースに、約3か月間で計画立案からゴールまでの作業を、芝浦工大とKMUTTのENE学科との間で課題解決の共同実習を進めている。プログラムは準備1か月、派遣滞在11日間、帰国後継続してそれぞれの国で協議しながら作業を進める。その後、ENE学生が来日し、11日間でプロジェクトの目標物の完成を目指す。2019度からは参加学生の予備知識を深めるために学科専門必修科目の電子工学コース実験のスケジュールを見直し、学科カリキュラムとの関連性をさらに深めている。2023年度は日本人学生がプレゼンテーションで更に中心的な役割が出来ることを目指す。
|
実施報告書 (177KB) |
|||
派遣 | 吉見 卓先生(電気工学科) | 釜山大学校(韓国) 蔚山大学(韓国) |
2023年9月9日~9月19日 | プログラムコード 23HE902K |
◎学部3年生、〇学部4年生〇学部1年生、◎学部2年生、◎学部3年生、◎学部4年生、◎修士1年生、◎修士2年生 | ||||
電気工学科2~4年生を対象として、釜山国立大学、蔚山大学のロボット系研究室に滞在し、先方研究室の学生等の参加を得て、ロボットや自動化に関する設定課題を協力して解決し、その結果をまとめて発表するgPBLを実施する。また、現地受入れ教員の研究室において、ミーティングや実験等への参加を通して研究室活動を体験するとともに、関連他研究室や近辺関連企業の見学等を通して、当該分野の見識を深める。
|
実施報告書 (283.5KB) |
|||
派遣 | 横井 秀樹先生 (電子工学科) | キングモンクット工科大学トンブリ校 (タイ) | 2024年2月19日~2月27日 | プログラムコード 23HG034K |
◎学部2年生、◎学部3年生、◎学部4年生 | ||||
電子工学科におけるナノエレクトロニクス?フォトニクスコースに関連したデバイス系のgPBLを実施するため、タイのKMUTTで、電子製品(スマートフォンなど)の分解?解析を通じて、社会(タイや日本)で実際にどういう電子?光デバイスが用いられ、そこにどういう技術が使われ、将来どういう技術が求められるかを、日タイの学生が共同で調査し、議論を通じて学ぶことを目的とする。対象は、2,3,4年生で、将来的にKMUTTとSITの研究交流に結びつくことも期待される。以下、具体的には、タイでどのように、どのような製品が使われているか(日本との違いがあるか)を実地調査し、タイの電気店で市販されている電子製品(中古を含む)を購入し、日本人2名、タイ人2名からなる1チームで分解し、使われている電子?光部品を調べ、インターネット等で、製品のスペックや機能、使われている技術を調査する。また将来、その製品を改善する可能性について必要な技術を議論し、研究テーマにつながる課題等を議論する。最後に、チームでプレゼンテーションを準備し、発表を行う。 | 実施報告書 (246.1KB) |
|||
派遣 | 安藤 吉伸先生(電気工学科) | ハノイ理工科大学 (ベトナム) | 2024年2月29日~3月12日 | プログラムコード |
〇学部1年生、◎学部2年生、◎学部3年生、◎学部4年生 | ||||
芝浦工大?ハノイ理工科大の連携によるグローバルPBL(ライントレースロボット教材を用いたミッション遂行形gPBLの実施)を行う。ここでは、ライントレースロボットを題材として、その機能拡張を課題としたグローバルPBLを実施する。HUSTのSoICTに協力をいただき、現地のTrung先生(水川研究室OB)とHung先生(吉見研究室OB)と協力しながら、芝浦の学生をHUSTに派遣し、HUST学生と連携をしながら、ロボットに関する課題を解決するプログラムとなっている。 | 23HE017K | |||
派遣 | 吉見 卓先生(電気工学科) | オーブダ大学(ハンガリー) | 2024年3月 | プログラムコード 23HE025K |
◎学部2年生、〇学部3年生、〇学部4年生 | ||||
電気工学科2~4年生を対象として、ハンガリー?ブダペストのObuda大学Antal Bejczy Center for Intelligent Roboticsの研究室に滞在し、先方研究室の学生等の参加を得て、ロボットやVirtual Reality、機械学習に関する設定課題を協力して解決し、その結果をまとめて発表するgPBLを実施する。また、現地受入れ教員の研究室において、ミーティングや実験等への参加を通して研究室活動を体験するとともに、関連他研究室や近辺関連企業の見学等を通して、当該分野の見識を深める。 | 実施報告書 (285.2KB) |
|||
派遣 | 福田 浩章先生(情報工学科) | ハノイ理工科大学(ベトナム) | 2024年2月 | プログラムコード 23HL258K |
〇学部1年生、◎学部2年生 | ||||
芝浦工大とハノイ工科大学の連携によるグローバルPBL(ライントレースロボット教材を用いたミッション遂行型gPBL)を行う。ここでは、ライントレースロボットを題材として、その機能拡張を題材としたグローバルPBLを実施する。ハノイ工科大学のSoICT学科に協力をいただき、現地のTrung先生、Hung先生と協力しながら、芝浦の学生をハノイ工科大学に派遣し、ハノイ工科大学の学生と協力しながら、ロボットに関する課題を解決する。また、実施最終日には各グループの成果をプレゼンし、評価する。 | ||||
派遣 | 福田 浩章先生(情報工学科) | ドン?ア大学(ベトナム) 明志科技大学(台湾) |
2024年2月19日~2月27日 | プログラムコード 23HP048K |
◎学部2年生、〇学部3年生、〇学部4年生 | ||||
本gPBLは情報工学科と電子情報システム学科が共同で実施するソフトウェア開発gPBLで,ベトナム?ダナンのドン?ア大学で実施する.本学学生と,ドン?ア大学,ダナン大学技術教育大学などの外国人学生とでソフトウェア開発を行う.本プログラムでは,PCやスマートフォン,マイコンボードを利用し,WiFiやBluetoothなどの通信方式を用いて複数の異なるデバイス間での通信を実現するソフトウェアを開発する.本gPBLを通じ,学生のグローバルな視点を育成し,海外の人々と協力する経験させ,世界で活躍できるソフトウェア開発人材の育成を行う.また,複数人での開発をより現場に即した形で実施し,コミュニケーションの重要性を体験させる.なお,本gPBLはGTIコンソーシアム実施のgPBLであり,加盟校や加盟企業からの参加があり得る. | 実施報告書 (239.2KB) |
|||
派遣 | 石川 博康先生(電子工学科) | シラパコーン大学(タイ) | 2023年8月18日~8月26日 |
プログラムコード 23HG958S |
◎学部1年生、〇学部2年生、〇学部3年生、◎学部4年生 | ||||
このgPBLはタイ?シプラコーン大学(SU)において実施する。電気回路?電子回路の未知の課題にSIT学生、SU学生がチームで取り組むことで、電気回路?電子回路の実践的な理解とともに、他国の学生との共同作業で様々な価値観を学ぶ。対象は主にSIT学生1,4年生である。座学と実習を通して電気回路?電子回路の理論を実践的に活用する方法を身につけ、チームで課題回路の作製、デジタル?アナログ技術の現状や将来、研究?開発の方向性などを考える未知の課題に取り組む。学んだ知識や技術を他の参加者と共有し、新たな視点やアイデアを議論する。最後に、チームでプレゼンテーションを準備し、発表を行う。 | ||||
派遣 | 井尻 敬先生(情報工学科) | 泰日工業大学(タイ) | 2024年2月 | プログラムコード 23HL039K |
◎学部2年生、〇学部3年生 | ||||
このPBLでは、泰日工業と芝浦工業大学の学生が合同でバーチャルリアリティに関するソフトウエア開発に取り組むグループワークを実施する。特に、1週間程度の期間において、与えられたテーマに即したVRアプリケーションを実装し、最後に相互体験会と発表会を実施する。加えて、期間中に現地企業の工場見学も予定している。 | ||||
派遣 | PHAN XUAN TAN (先進国際課程) | ハノイ理工科大学(ベトナム) FPT大学(ベトナム) フェニカ大学(ベトナム) |
2023年9月7日~9月16日 |
プログラムコード 23HI948S |
◎学部1年生、◎学部2年生、◎学部3年生、◎学部4年生、◎修士1年生、◎修士2年生、◎博士1年生、◎博士2年生、◎博士3年生 | ||||
GPBLは、ハノイ工科大学(HUST)、フェニカア大学、FPT大学を含む3つのベトナム大学で開催されます。 これは、参加者がベトナムの大学とSITの学部生と大学院生である対面gPBLです。 この gPBL では、学生はさまざまなグループに分かれて、IoT および AI 技術を使用した実用的なロボット システムについて議論し、提案し、開発します。 gPBLは次の3つの主要なアクティビティで構成されます。 (1)gPBLセクション (2)研究ワークショップ (3)文化交流、ラボ訪問、工場見学。 その後、各グループがそれぞれの作品を発表し、4大学の教授からの査読者から評価を受けます。 |
実施報告書 (272.2KB) |
|||
受入 | 石川 博康先生(電子工学科) | キングモンクット工科大学トンブリ校(タイ) | 2023年7月27日~8月4日 |
プログラムコード 23UG957S |
〇学部1年生、〇学部2年生、◎学部3年生、◎学部4年生 | ||||
電子工学科物性デバイス分野における研究にSIT学生、KMUTT学生が共同で取り組むことにより、物性デバイス分野の最先端の研究に触れるとともに、他国の学生との共同作業で様々な価値観を学ぶ。対象は、SIT学生3,4年生であり、将来的にKMUTTとSITの研究交流に結びつくことも期待される。SIT学生2~3名、KMUTT学生3~4名を1チームとし、半導体エレクトロニクス研究室、ナノエレクトロニクス研究室、集積光デバイス研究室において研究分野の現状について学び、基礎的な研究ルーチンを実践し、今後の研究課題を議論する。最後に、チームでプレゼンテーションを準備し、発表を行う。 | 実施報告書 (788.8KB) |
|||
受入 | 菅谷 みどり先生(情報工学科) | デポー大学(アメリカ) | 2023年5月29日~7月14日 |
プログラムコード 23UL252K |
◎学部3年生、◎学部4年生、◎修士1年生、◎修士2年生、◎博士1年生、◎博士2年生 | ||||
本gPBLは,芝浦工大?デポー大学連携によるgPBLで,本学が主導する.本学の対象は,Unityのプログラミング可能な3,4 年生および修士学生で,5月-7月の7週間実施する. 日米の学生がグループとなり,ペルソナ/シナリオ法を用いて,バーチャル空間で動作するコンパニオンロボット(人に寄り添うロボット)を設計し,Unityを用いて開発し,完成したロボットを生体信号(心拍や脳波)で感性評価(ロボットの感性価値は「かわいい」)する.感性評価の最も高かったロボットと最も低かったロボットは,Arduinoを用いて実空間のロボットとしても製作し,その後の研究材料とする.既にチームメンバー(各チームは日米各2名)は決定しており,本プロジェクト開始までに「かわいい工学」,Unity,生体信号の測定方法,Arduinoプログラミングについて学ぶ.本プロジェクト開始後は,日米学生が共同作業を行い,毎週1回全体の定期ミーティングを行う.期間中は,本学及び他大学の教員により「かわいい」についての特別講演を行い,東京の秋葉原?原宿等を訪問し,かわいいロボットの果たす役割について理解を深め,感性価値の多様なあり方も考える. | 実施報告書 (398.9KB) |
|||
受入 | 吉見 卓先生(電気工学科) | 釜山大学校(韓国) | 2024年2月~3月 | プログラムコード 23UE023K |
〇学部1年生、◎学部2年生、◎学部3年生、◎学部4年生、〇修士1年生、〇修士2年生 | ||||
韓国釜山国立大学のロボット系研究室から芝浦工業大学電気工学科ロボットタスク?システム研究室(吉見研究室)へ大学院生(修士課程学生10名)を受入れ、当該研究室を中心とする電気工学科のロボット系4研究室の学部生、大学院生と研究交流を行うプログラムを実施。滞在中は、電気工学科のロボット系4教員が各専門分野のレクチャーを行うとともに、当該研究室他において、受入れ教員や研究室大学 院生のサポートの下、ミーティングのディスカッション等への参加、各研究室、周辺企業研究所の見学等を実施し、学生相互の技術交流を図る。 | 実施報告書 (493.4KB) |
|||
受入 | 小池 義和先生(電子工学科) | キングモンクット工科大学トンブリ校 (タイ) | 2023年10月29日~11月8日 |
プログラムコード 23UG035K |
◎学部3年生、〇学部4年生 | ||||
2015年度から双方向で実施しており、 2023年度も双方向プログラムでタイと日本で実施を計画している。2022年度は3年ぶりに対円で実施している。派遣のプログラムに参加した同一の学生が受け入れのプログラムに参加し、派遣の時と同じチームでプロジェクトの目標の達成を目指す。受け入れプログラムでは、日本で実施するため、電子工学科の他の教員等に発表会に参加してもらうことを考えている。 | 実施報告書 (336.3KB) |
|||
受入 | PHAN XUAN TAN 先生(先進国際課程) | ハノイ理工科大学(ベトナム) FPT大学(ベトナム) フェニカ大学(ベトナム) 明志科技大学(台湾) マレーシア?トゥン?フセイン?オン大学(マレーシア) |
2024年2月25日~3月5日 |
プログラムコード |
◎学部1年生、◎学部2年生、◎学部3年生、◎学部4年生、◎修士1年生、◎修士2年生、◎博士1年生、◎博士2年生、◎博士3年生 | ||||
GPBLは芝浦工業大学豊洲キャンパスで開催されます。 これは、ベトナムの大学、台湾の大学、マレーシアの大学とSITの学部生と大学院生が参加する対面式のgPBLです。 このgPBLでは、学生がグループに分かれて、IoTやAI技術を活用した実践的なシステムを議論、提案、開発します。 したがって、gPBL は 3 つの主要なアクティビティで構成されます。 (1) gPBLセクション、(2) 研究会、(3) 文化交流 その後、グループごとに発表し、代表教授による審査員による評価を受けます。 |
実施報告書 (251KB) |
|||
受入 | プレーマチャンドラ チンタカ先生(電子工学科) | Benedict Catholic Institute(スリランカ) | 2024年3月21日~3月28日 |
プログラムコード 23UG963S |
◎学部3年生 | ||||
スリランカのBenedict Catholic Instituteから日本の最先端科学に興味を持つ優秀な学生を本学に招へいし、日本と母国スリランカに精通した教員による、AIモデルの学習体験をメインに据えた研究室インターンシップを中心としたプログラムを実施する。本学での研究室インターンシップを通じて、日本人学生との交流や、先端技術の学習、日本科学未来館の見学、最終的な成果発表等を行い、それらを通じて、電子工学分野における最先端技術の習得、さらには、将来の日本留学あるいは就業への動機づけを目的とする。 | ||||
オンライン | 藤田 吾郎先生(電気工学科) | ハノイ理工科大学(ベトナム) ホーチミン市工科大学(ベトナム) バンドン工科大学(インドネシア) 泰日工業大学(タイ) |
2023年10月9日~12月11日 | プログラムコード |
◎学部3年生 | ||||
現在社会を支えるために電力の供給は極めて重要である。高い供給信頼度を実現するために,発電機の高度な制御が要求され,これにより安定した周波数と電圧が維持される。このPBLでは,制御工学の学習を通して,いかにして発電機制御が行われているかを知ることができる。参加学生は,最初はキットを用いて,制御工学を学ぶ。これを理解したのち,良質な電力供給を実現する発電機制御器の設計にトライする。この実験は芝浦工業大学にて行うため,十分な議論と役割分担が必要である。なお,今回の実施は5回目となるが,前回に引き続き本学卒業生との研究継続関係を維持することも目的として,4校を選定している。 | 実施報告書 (271.1KB) |
建築?土木?環境系
派遣 | 稲積 真哉先生(土木工学科) | カセサート大学(タイ) アジア工科大学(タイ) スラナリー工科大学(タイ) |
2023年8月24日~8月30日 |
プログラムコード 23HH036K |
◎学部1年生、◎学部2年生、◎学部3年生、◎学部4年生、◎修士1年生、◎修士2年生 | ||||
日本およびタイに共通する自然災害(地震災害ならびに豪雨災害等)から地圏を守る防災?減災技術について,本学,Kasetsart University(カセサート大学;KU),Asian Institute of Technology (アジア工科大学院;AIT),Suranaree University of Technology (スラナリー工科大学;SUT)の土木系学生が国際PBLを通して諸課題の解決に取り組む。 | 実施報告書 (567.5KB) |
|||
派遣 | 中村 仁先生 (環境システム学科) | スラバヤ工科大学(インドネシア) | 2023年9月6日~9月13日 |
プログラムコード 23HR056K |
〇学部2年生、◎学部3年生、〇学部4年生 | ||||
GTI会員企業である株式会社IHIおよびIHI現地法人、インドネシアのITS(スラバヤ工科大学)、現地行政機関と連携した産学官連携のプログラムです。テーマは、インドネシアにおける社会的課題を抽出し、その対応策を検討、提案することです。ITS、SITおよびGTI加盟大学の学生で複数のグループを編成し、特定のテーマを選び、関連する最新技術の社会での実現可能性をグローバルな視点もふまえて検討し、課題解決に向けた提案をします。 | 実施報告書 (280.9KB) |
|||
派遣 | 浅田 勇人先生(建築学科) | バルセロナ建築センター(スペイン) | 2023年8月23日~9月5日 |
プログラムコード 23HJ083K |
◎学部2年生 | ||||
建築学部建築学科SAコースでは、2018年度より学部2年生科目として「海外建築研修」を実施している。内容は30名程度の希望学生が、夏休み期間中の約3週間、スペイン?バスセロナのバルセロナ建築センター(スペインの建築家ミゲル?ロルダン/本学客員教授がディレクターを務める建築スクール)を訪れ、設計演習、設計事務所訪問、建築見学などを行う。現地での生活を含めた指導は、現地教員に依頼する。芝浦の教員2名が、3週間のうち終盤の約1週間、このプログラムに参加し、学生指導、講評会への参加を行う。TA4名が、全期間を通じて参加する。2023年は、2019年度に引き継ぎ、3回目の実施となる。
|
実施報告書 (301.7KB) |
|||
派遣 | 清水 郁郎先生(建築学科) | メージョー大学(タイ) チェンマイ大学(タイ) |
2024年2月24日~3月2日 | プログラムコード 23HJ221K |
◎学部1年生、◎学部2年生、◎学部3年生、◎学部4年生、〇修士1年生、〇修士2年生 | ||||
タイ北部の古都チェンマイは、長い歴史を持つ王都であり、また、王権を支えた豊穣な生態環境を持つ。近年チェンマイでは急激な観光開発や生態系破壊により、伝統的建築物も含めた文化的景観の消失が進む。このワークショップでは、チェンマイおよびその近郊におけるデザインサーヴェイにより、そうした景観の変化を明らかにし、具体的な建築デザインビルドやランドスケープを行いながら、在地の建築や景観の再生、地域社会の活性化を進める。次年度は、チェンダオ地域においてワークショップを実施する予定である。
|
実施報告書 (381.7KB) |
|||
派遣 | 志手 一哉先生(建築学科) | 交通運輸大学(ベトナム) | 2023年9月17日~9月24日 |
プログラムコード 23HJ955S |
〇学部2年生、〇学部3年生、◎学部4年生、◎修士1年生、◎修士2年生 | ||||
ベトナムの交通運輸大学 (UTC) のコンストラクションマネジメント学部の学生と共に取り組む8日間のワークショップです。テーマは、建設DXに対する知見を深めることです。具体的には、2021年に開業したベトナム初の都市鉄道2A号線のUTC最寄り駅であるハノイ駅周辺をBIM(Autodesk ReVIT)でモデリングし、当駅や周辺の環境維持?管理?運用を含めた提案をBIMを実践に利用しながら検討します。プログラムの要所で特別講義や工事現場見学などを交え、生産系ならではの特徴を織り込んだプログラムを計画しています。
|
実施報告書 (291.4KB) |
|||
派遣 | 松下 希和先生(環境システム学科) | アアルト大学(フィンランド) | 2023年9月5日~9月12日 |
プログラムコード 23HR230R |
◎学部2年生、◎学部3年生、◎修士1年生 | ||||
本プログラムはヘルシンキのアアルト大学建築学部のAntti Ahlava教授と大学院の学生とともにアアルトキャンパス周辺の開発計画などを調査し、その課題を分析することによって、敷地に必要とされるコミュニティ施設設計のプログラムと建築、地域デザインを共同で提案することを目的とする。本gPBLは環境システム学科学部生、建築学科学部生、建築学専攻の院生とアアルト大学大学院の混成メンバーによるグループを形成して調査を行うワークショップ形式で行う。 | 実施報告書 (205.7KB) |
|||
派遣 | 岡崎 瑠美先生(建築学科) | アジスアベバ大学(エチオピア) | 2023年11月2日~11月10日 | プログラムコード |
〇学部1年生、〇学部2年生、〇学部3年生、〇学部4年生、〇修士1年生、〇修士2年生 | ||||
本ワークショップはエチオピア?アジスアベバの建築遺産を対象にフィールドワークを中心とした活動を行う。アジスアベバはアフリカ諸国の中でも都市の発展が著しく、近年市内では大規模開発や超高層ビルの建設プロジェクトが多数進行する。一方でこれまで時間をかけてつくられてきた建築やコミュニティが一掃される危機に直面しており、建築遺産の記録調査や保存対策が急務である。ワークショップではアジスアベバ大学EiABCの教員及び学生と共に建築の実測調査や住民へのインタビューを行いながら歴史的街区の実態を探る。 | ||||
派遣 | 市川 学先生(環境システム学科) | バンドン工科大学(インドネシア) | 2024年2月26日~3月6日 | プログラムコード 23HM227R |
〇学部2年生、◎学部3年生、〇学部4年生、◎修士1年生、〇修士2年生 | ||||
日本人と外国人の混成グループを構築し、システム工学?データサイエンス?システム思考のアプローチを融合させ、社会課題の解決とビジネスモデルの提案を試みる(社会システム科学による問題解決とビジネスモデルの提案)。社会システム科学による問題解決のPBLプログラムは、2タイプで構成されている。1つ目は、本PBLで、芝浦工業大学の学生がインドネシアに行き、インドネシアの中小企業が抱える課題をシステム工学とデータサイエンスのアプローチで解決を試みるものである。2つ目は、インドネシアの学生が芝浦工業大学に来る受け入れPBLで、世界の社会課題を解決するビジネスを提案するものである。両プログラムを通して、地域の課題解決とグローバルな課題解決およびビジネスモデルの提案をシステム工学?データサイエンス?システム思考アプローチで実践する。 | ||||
派遣 | 清水 郁郎先生(建築学科) | スパーヌウォン大学(ラオス) ラオス国立大学(ラオス) |
2024年3月 | プログラムコード 23HJ249K |
◎学部1年生、◎学部2年生、◎学部3年生、◎学部4年生、〇修士1年生、〇修士2年生 | ||||
東南アジア大陸部にあるラオスは公称で50以上もの民族集団を抱える多民族国家であり、また、1980年代まで内戦や社会主義化により国を閉ざしてきた。近年の改革開放路線は、国土の開発やインフラストラクチャーの整備など、多大な恩恵を国家にもたらしたが、その反面、都市化が進み、文化的多様性は大きく揺らいでいる。このワークショップは、ラオスの伝統的居住文化をよく知ることに加え、地方社会における伝統民家の改修によるその持続的利用を促し、村落の持続的活性化を目指すものである。さらに、世界遺産都市ルアンパバーンにおいて、ユネスコによる歴史的建造物の保存修復作業、持続的活用方法の研修をおこなう。 | 実施報告書 (369.5KB) |
|||
派遣 | 小塙 芳秀先生(建築学科) | ラモン?リュイ大学 | 2023年9月10日~9月17日 | プログラムコード 23HJ947S |
◎修士1年生、〇修士2年生 | ||||
スペイン、バルセロナのラモン?リュイ大学と、バルセロナにてフィールドワークを行う。バルセロナの都市を理解するために、数多くの見学会を実施し、「再生」をテーマに建築と都市を読み解く。市場、公共空間などを調査したうえで、提案を行い、提携校の学生と意見を交換する。 | 実施報告書 (313.4KB) |
|||
受入 | 稲積 真哉先生(土木工学科) |
カセサート大学(タイ) キングモンクット工科大学トンブリ校(タイ) |
2023年9月8日~9月17日 |
プログラムコード 23UH037K |
◎学部1年生、◎学部2年生、◎学部3年生、◎学部4年生、◎修士1年生、◎修士2年生 | ||||
目的: 日本、タイおよびベトナムに共通する自然災害(地震災害ならびに豪雨災害等)から地圏を守る防災?減災技術について,本学,Kasetsart University(カセサート大学;KU),Asian Institute of Technology (アジア工科大学院;AIT),Suranaree University of Technology (スラナリー工科大学;SUT),ならびにNational University of Civil Engineering (ベトナム土木大学;NUCE)の土木系学生が国際PBLを通して諸課題の解決に取り組む。 活動内容: ①KU,AIT,SUT,NUCEの学生を受け入れ,gPBLを実施する。(2023年8?9月) ②東京の地圏や環境について講義を行い,さらに地圏防災施設,研究所の現地視察を行って,現状を理解する。これによって,gPBLの基礎情報を共有する。 ③1グループ10名の混成チームを編成し,10名10チームの班構成で,問題点を議論し,テーマを決め,解決策について議論を重ねる。 ④英語による最終プレゼンテーションを行い,各大学教員が成果について講評する。 |
実施報告書 (646.5KB) |
|||
受入 | 鈴木 俊治先生(環境システム学科) | ウィーン工科大学(オーストリア) | 2023年9月21日~9月29日 |
プログラムコード 23UR202R |
◎学部4年生、〇修士1年生 | ||||
ウィーン工科大学の空間計画(都市?地域計画)学科と連携して、首都圏の複数地域を対象に都市デザイン、交通システム、災害対策を含む都市マネジメントをテーマとした視察及び現地詳細調査を行い、現状分析と課題把握をふまえて、課題解決のための提案を行う。本PBLは、本学建設工学専攻の大学院生、環境システム学科及び土木工学科学生、ウィーン工科大学の大学院生?学部生の混成メンバーによる少人数のグループを形成して、ワークショップ形式で行う。ウィーン工科大学からの引率教員としては、空間計画学科のPetra Hirschler教員はじめ、複数の教員が参加する予定である。
|
実施報告書 (242.6KB) |
|||
受入 | 市川 学先生 (環境システム学科) | バンドン工科大学(インドネシア) | 2023年8月17日~8月26日 |
プログラムコード 23UM263K |
〇学部3年生、◎学部4年生、◎修士1年生、〇修士2年生 | ||||
日本人と外国人の混成グループを構築し、システム工学?データサイエンス?デザイン思考のアプローチを融合させ、社会課題の解決とビジネスモデルの提案を試みる(社会システム科学による問題解決)。社会システム科学による問題解決のPBLプログラムは、2タイプで構成されている。1つ目は、芝浦工業大学の学生がインドネシアに行き、インドネシアの中小企業が抱える課題をシステム工学とデータサイエンスのアプローチで解決を試みるものである。2つ目は、本PBLでインドネシアの学生が芝浦工業大学に来る受け入れPBLで、世界の社会課題を解決するビジネスを提案するものである。両プログラムを通して、地域の課題解決とグローバルな課題解決をシステム工学?データサイエンス?デザイン思考のアプローチで実践する。実践する。
|
実施報告書 (548.9KB) |
|||
受入 | 山代 悟先生(建築学科) | ローマ大学サピエンツァ(イタリア) | 2023年9月15日~9月23日 |
プログラムコード 23UJ218R |
◎学部2年生、◎学部3年生、〇学部4年生 | ||||
海外校との交換授業(イタリア?ローマ大学サピエンツァを予定。以下ローマ大学)を利用して、英語での建築の実習を集中授業で実施する。 設計、見学、多種レクチャーを英語で体験し、外国語による建築の理解を促進させる。対象となる都市の歴史的分析、主要建造物の空間理解、設計事務所の視察、新たな設計(デザインおよび構造)指針の構築をめざす。 日本人学生(約15人)はローマ大学と合流し、設計課題をおこなう。 課題の設計、見学、多種レクチャーを経て、国際的な建築の理解を促進させる。日本とイタリアということなる背景をもちつつも地震国という共通点をもつ国の間で災害と建築というテーマをとりあげながら、新たな設計への能力をつちかう。
|
||||
受入 | 稲積 真哉先生(土木工学科) | カセサート大学(タイ) アジア工科大学(タイ) キングモンクット工科大学トンブリ校(タイ) ハノイ土木大学(ベトナム) |
2024年2月26日~3月6日 | プログラムコード 23UH926K |
◎学部1年生、◎学部2年生、◎学部3年生、◎学部4年生、◎修士1年生、◎修士2年生 | ||||
日本およびタイに共通する自然災害(地震災害ならびに豪雨災害等)から地圏を守る防災?減災技術,そして,SDGs番号11「住み続けられるまちづくりを」に叶う社会基盤技術の在り方について,本学およびKasetsart University(カセサート大学;KU),Asian Institute of Technology (アジア工科大学院;AIT),Suranaree University of Technology (スラナリー工科大学;SUT)の土木系学生が国際PBLを通して諸課題の解決と諸概念の提案に取り組む。
|
実施報告書 (641.5KB) |
|||
受入
|
志手 一哉先生(建築学科)
|
トゥンク?アブドゥル?ラーマン大学(マレーシア)
|
2023年10月19日~10月28日
|
プログラムコード 23HJ075R |
〇学部2年生、〇学部3年生、◎学部4年生、◎修士1年生、◎修士2年生 | ||||
マレーシアのトゥンク?アブドゥル?ラーマン大学 (UTAR) のコンストラクションマネジメント学科の学生と共に取り組む約10日間のワークショップです。テーマは、マレーシア英国統治時代の建物の実測とモデリングです。モデリングは構造模型を作成するチームとBIM(Building Information Modeling)を使用するチームに分かれて行います。調査結果や成果物について発表を行うことで、日本の学生とマレーシアの学生が建築生産の知識と技術を相互に交換し合うと共に、当学学生の英語コミュニケーション能力を高めることを狙いとしています。また、ワークショップの要所で特別講義や工事現場見学などを交え、生産系ならではの特徴を織り込んだプログラムを計画しています。
|
実施報告書 (712.9KB) |
|||
受入
|
岡崎 瑠美先生(建築学科)
|
アジスアベバ大学(エチオピア)
|
2023年7月24日~8月4日
|
プログラムコード (さくらサイエンスプログラム) |
建築遺産のアーカイブを作成する上で必要な技術を習得する。従来より行われている実測図面の作成、写真撮影に加え、近年注目されている3次元の記録作成方法について学ぶ。
|
||||
受入 |
ヘンリー マイケル先生(土木工学科)
|
ミンダナオ州立イリガン工科大学(フィリピン)
|
2024年1月14日~1月20日
|
プログラムコード (さくらサイエンスプログラム) |
土木工学専攻の学生が、社会基盤の課題を解決するための新しい方法としてデータ科学を活用することが有望である。しかし、まだデータ科学の知識やスキルを活用する機会が限られている。
このプログラムの目的は、社会基盤マネジメントの多様な課題を理解し、データ科学を使って解決する能力を学生に身につけさせることである。 |
||||
受入 | 桑田 仁先生(建築学科) | パリ?ベルヴィル建築大学(フランス) 漢陽大学(韓国) |
2024年2月22日~3月6日
|
プログラムコード 23HJ080R |
◎学部3年生、◎学部4年生、◎修士1年生、◎修士2年生、◎博士1年生、◎博士2年生、◎博士3年生 | ||||
2月22日から3月6日までの2週間、エコール国立高等建築パリ?ベルヴィル校(フランス?パリ)、漢陽大学(韓国?ソウル)、芝浦工大の3大学が参加する国際建築ワークショップで、月島地区にSIT向けの新しい国際寮を設計するプロジェクトです。月島の古い住宅地を活用し、新たなプログラムを盛り込んだ中層ビルをどのように建設できるのか。月島は芝浦工業大学がある豊洲の隣、東京湾岸エリアに位置します。狭い路地が続く低層木造住宅街は、埋め立てられた後に約100年前に形成されました。現在、このエリアは利便性が高いため、低層木造長屋の住宅地から高層の再開発エリアに変わりつつあります。学生は大学混成チームを結成し、提案を行います。
|
実施報告書 (559.6KB) |
数理系
派遣
|
清水 健一先生(数理科学科) | スラバヤ工科大学(インドネシア) | 2023年8月8日~8月16日 |
プログラムコード 23HV232R |
◎学部1年生、◎学部2年生、◎学部3年生、◎学部4年生 | ||||
本プログラムでは,インドネシアおよび近隣の国々が抱える諸問題に対し,数理科学的アプローチで解決を試みるPBLを行う。初めに教員がテーマとなる課題の説明,各種解析手法に関する講義を行う。その後,ITSとSITの学生混成の数名ずつのグループに別れ,グループ毎に問題解決に向けたグループワークを行い,最後に成果発表のためのプレゼンテーションを行う。本プログラムを通じて,インドネシアおよび近隣の国々が抱える諸問題の理解,グローバルなコミュニケーション能力の向上,数理科学的知識を活用した問題解決能力の向上を図る。また,インドネシア語講座などを通じた異文化交流により,国際化?留学などへの意識を高め,グローバルな視点を養う。 | 実施報告書 (257.9KB) |
生命科学系
派遣 | 渡邉 宣夫先生(生命科学科) | サラワク大学(マレーシア) | 2023年8月19日~8月28日 |
プログラムコード 23HN044K |
◎学部2年生、◎学部3年生、◎学部4年生、〇修士1年生、〇修士2年生、〇博士1年生、〇博士2年生 | ||||
本PBL授業は例年、現地の課題解決のためのものづくりに取り組んでいます。具体的には、ブレーンストーミングから、3Dプリンタを用いた試作、および装置構築と性能評価測定実験に取り組みます。また、さらに中間発表会と最終発表会も行います。週末には、マレーシア独自の文化や自然を学ぶツアーにグループごとに参加し、グループ内の学生たちで親睦を深めます。英語によるアイデア出しから、ものづくりの基本的な経験、班員での協力作業を通じて、国際的な技術者に必要な資質を養う内容となっています。 | 実施報告書 (324.6KB) |
|||
派遣 | 福井 浩二先生(生命科学科) | サラワク大学(マレーシア) | 2023年8月19日~8月28日 |
プログラムコード 23HN260K |
◎学部2年生、◎学部3年生、〇学部4年生、〇修士1年生、〇修士2年生 | ||||
夏季の休業期間を利用して、毎年実施している生命科学科にある生命科学コースのgPBLは、次年度が9年目(7回目)である。実験課題として、1年目が食中毒(汚染)関係、2年目?3年目と資源エネルギー課題(マレーシアの作物由来の生物ゴミ対策)、4年目はUNIMAS湖の魚の大量死の原因を調査、5年目である昨年はマイクロプラスチックの魚類への蓄積などの環境問題にも取り組んできた。19、20年度はコロナ禍のため中止した。23年度も、22年度と同様、マレーシアの環境課題解決を目指す内容を考えている。本プログラムでは単に大学内で実施するだけでなく、市場や河川などに自ら赴いてサンプリングするなど、現地でしか実施が不可能な内容となっている。そのため、基本的にはオンラインで実施することは考えていない。UNIMAS教員と協力してテーマを具体化し、課題解決型実習を実施する予定である。また、実験だけでなく、日本人学生はマレーシア学生との交流を介して、英語や異なる土地に対する恐怖心が減少しているように感じる。そこで一昨年と同様に、客観的な授業効果の検証を行い、日本人学生だけでなくマレーシアの学生に対する教育効果も評価する。具体的には、これまでに実施してきた授業効果の検証のためのアンケート調査結果を集計し、学生に対する効果を定量化する。本学からの参加学生数の内訳は、Na学生20名、UNIMASからも同じ数の合計40名を予定している。また、本gPBL出張に合わせて、UNIMAS他マレーシア大学を訪問し、国際PGとの連携の可能性を模索する。
|
実施報告書 (424.6KB) |
|||
派遣 | 花房 昭彦先生(生命科学科) | 義守大学(台湾) スラバヤ工科大学(インドネシア) |
2023年8月28日~9月6日 |
プログラムコード 23HN043K |
国際コース優先 | ||||
1,2週目は協定大学で開催される海外英語研修を受講し,3週目は基本的な組み込みプログラミングの習得を目的とし,C言語プログラミングの授業と研修,Arudinoマイコンを使用した入出力制御プログラミングの実習を行う.3週目のプログラミング研修に関しては,芝浦工業大学の教員が講義を担当し,協定校大学の教員と協力して実習を行う.グループに分かれてディスカッションし,統合された機能を持つ組み込みシステムを開発する.プレゼンテーションとデモを各グループが実施し,協定校の学生,教員も交えて投票を行い,優秀なグループの表彰を行う.
|
実施報告書 (219.6KB) |
|||
派遣 | アズハム ズルカルナイン先生(生命科学科) | マレーシア?日本国際工科院(マレーシア) | 2024年2月 | プログラムコード 23HN928K |
〇学部1年生、〇学部2年生、◎学部3年生、◎学部4年生 | ||||
生命科学科にある生命科学コース専用gPBLプログラムであり、3月の休業期間中にクアラルンプールにあるマレーシア日本国際工科院(MJIIT)で実施する。PBLの課題はクアラルンプールの大都市における空気、水、土と音に関わる環境汚染問題の調査を考えている。この課題を通じて、本学の学生はマレーシアの学生と一緒にフィールドワークを行って、科学的な調査に基づいて環境汚染問題を取り組む。 | 実施報告書 (302.7KB) |
|||
受入 | 花房 昭彦先生(生命科学科) | スラバヤ工科大学(インドネシア) | 2024年2月25日~3月5日 |
プログラムコード (さくらサイエンスプログラム) |
インドネシアでも、高齢者の介護?リハビリの領域に福祉?医療支援ロボットなどの研究と実務応用への関心が非常に高まっており、生体医工学科がスラバヤ工科大学でも設立された.本分野で先端を走っている日本、そして芝浦の生命医工コースの視察に強い関心を持っている。そこで本プログラムを通して,これら日本の福祉機器,リハビリテーション機器の現状を把握し体験し,それらの機器の制御手法に関する技術を修得する機会を提供する。さらにこの内容を深めたい学生に対しては,修士,博士課程の学生として入学して研究を進める機会を与えたい. こうした目的に基づき、芝浦工業大学での福祉機器やリハビリテーション機器の体験,研究の状況の把握を行うとともに,国立障害者リハビリテーションセンターなどの関連機関の見学も行う。またMATLAB/Simulinkによるシミュレーションの方法,DCモーター制御の方法,機器を動作させる方法について試作と評価を行うことによって,その技術を修得するとともに,福祉機器やリハビリテーション機器への応用手法を学習する。これらのプログラムを通して,リハビリテーション工学と人間福祉工学の分野に関して,スラバヤ工科大学と芝浦工業大学の学生,教員が共通する技術的な体験をすることにより,今後の共同研究活動について進展させることを目的とする。 |
デザイン系
派遣 | 梁 元碩先生(デザイン工学科) | 国民大学(韓国) 蔚山化学技術大学校(韓国) 蔚山大学(韓国) |
2023年5月26日~6月4日 |
プログラムコード 23HY064K |
◎学部3年生、◎学部4年生、〇修士1年生、◎修士2年生 | ||||
「異文化体験によるデザインワークショップ」: 韓国の国民大学、蔚山大学、蔚山化学技術大学校の製品環境デザイン専攻と芝浦工業大学デザイン工学科は異なる文化の体験による相手の理解と共通の価値を創出とすることにより、交流?協力する目的で韓国に訪問してワークショップを行う。 | 実施報告書 (290KB) |
|||
派遣 | 梁 元碩先生(デザイン工学科) | イリノイ大学(アメリカ) | 2023年7月16日~7月28日 |
プログラムコード 23HM247K |
◎修士1年生、◎修士2年生 | ||||
アメリカ、イリノイ大学アーバナシャンペーン校のART&DESIGN専攻と芝浦工業大学デザイン工学科はお互いの文化の体験による理解と共通のあたらしい価値を創出とするために交流?協力する目的ワークショップを行う。さらに、担当教員の研究留学をきっかけで学生たちへの交流も拡大することにより、学生の長期留学にもつながれるように現地での教育環境を経験させる目的もある。 | 実施報告書 (293.7KB) |
|||
派遣 | 梁 元碩先生(デザイン工学科) | 南洋理工大学院(シンガポール) 国立台湾海洋大学(台湾) 祥明大学校(韓国) 北京理工大学(中国) はこだて未来大学(日本) |
2023年8月18日~8月28日 |
プログラムコード 23HY067K |
〇学部2年生、◎学部3年生、◎学部4年生、◎修士1年生、◎修士2年生 | ||||
アジア5ヶ国 のサマーデザインワークショップ@シンガポール 南洋理工大学院、国立台湾海洋大学、祥明大学校、北京理工大学、はこだて未来大学、芝浦工業大学共催「HI-FIVE Asian Design Workshop」アジアの5 カ国6 つの大学がアジアを代表するグローバルデザイナーの育成する目標を基に、異なる文化のコラボレーションによる共通の価値(Asian Vision)を創出することにより、新概念の交流?協力するプラットフォームを設け、プログラムを実施する。 |
実施報告書 (305.9KB) |
|||
派遣 | 加藤 恭子先生(デザイン工学科) | パンヤピワット経営大学(タイ) | 2023年8月28日~9月5日 |
プログラムコード 23HY901K |
〇学部1年生、◎学部2年生、◎学部3年生 | ||||
Kaizenは日本が誇る生産システムの管理?改善法であり、現在は製造業だけでなく、スターバックスなど世界中のあらゆる企業で導入されています。本プログラムでは、このKaizenの基本的な考え方を用いて、タイの学生さんとともにバンコク近郊の工場現場を視察?調査し、Kaizen案を提案します。自分のまわりにある「課題」を見つけ、解決策を仲間と考えるプロセスの中で、課題発見能力や提案力だけでなく、グローバルなチームワークの力もつくことでしょう。芝浦およびタイの仲間とともに、Kaizen体験してみませんか?募集人数は15人程度を予定しています。みなさんの参加をお待ちしています。 | 実施報告書 (317.2KB) |
|||
派遣 | 梁 元碩先生(デザイン工学科) | プリンスソングラ大学(タイ) | 2023年10月29日~11月6日 | プログラムコード 23HY062K |
◎学部3年生、◎学部4年生、◎修士1年生、◎修士2年生 | ||||
「異文化体験によるデザインgPBL」 2016年から2018年まで実施したタイのPSU(Prince of Songkla University, Phuket campusとの活動を今年度も行いたい。ものつくりを中心にタイの学生と芝浦、熊本崇城大学情報学部の学生が参加して互いの文化を体験しながらSDGsへの取り組みを実現するための提案を考える。今年度はコロナの影響で3年間できなかった活動を再開したい。2023年10月27日~11月5日まで予定。 |
実施報告書 (302.5KB) |
|||
派遣 | 佐々木 毅先生(デザイン工学科) | ハノイ理工科大学(ベトナム) | 2024年2月 | プログラムコード 23HY259K |
〇学部1年生、◎学部2年生、◎学部3年生、〇学部4年生 | ||||
ハノイ理工科大学(HUST)において、ライントレースロボットの実装と機能拡張に取り組む。本プログラムは1人1台ライントレースロボットを製作する個人課題(Mission1)と、ロボットの拡張機能をグループで提案するグループ課題(Mission2)から構成されている。Mission1では、ロボットのハードウェア実装とプログラム開発を行い、指定されたコースでタイムトライアルを実施する。Mission2では、相手校の学生とチームを組み、チームごとにロボットの拡張機能を自由に提案する。このとき必要に応じて現地の電子部品店に行き、デバイスやセンサを追加することも可能である。成果物は最終日のプレゼンテーションとデモンストレーションにより評価する。 | ||||
受入 | 蘆澤 雄亮先生(デザイン工学科) |
蔚山大学(韓国) プリンスソングラ大学(タイ) |
2023年7月27日~8月4日 |
プログラムコード 23UY066K |
〇学部1年生、◎学部2年生、◎学部3年生、◎学部4年生、◎修士1年生、◎修士2年生 | ||||
本学デザイン工学科梁研究室、橋田研究室を中心に行ってきた本受け入れgPBLは、2019年度は韓国、タイ、日本の3カ国で実施した。23年度はこれに朝陽科技大学(台湾)を加え、さらに拡大した規模での実施を計画している。内容はこれまでを踏襲し、芝浦キャンパスでのワークショップを中心に実施する。オリエンテーション及び交流会を経て、グループでのディスカッションによって設定されたテーマに対する提案を行う。フィールド調査、企業見学を踏まえ、4-5日目に中間プレゼンを実施し、後半のグループワーク具体案の検討、モデル化を経て、最終日にプレゼンテーションを行う。途中、国際交流イベントなどを実施する。 | 実施報告書 (781.6KB) |
|||
受入 | 梁 元碩先生(デザイン工学科) | 国民大学(韓国) | 2024年2月14日~2月21日 | プログラムコード 23UY070K |
◎学部2年生、◎学部3年生、◎学部4年生、◎修士1年生、◎修士2年生 | ||||
「異文化体験によるデザインワークショップ」 韓国の国民大学造形大学工業デザイン学科と日本の芝浦工業大学デザイン工学部デザイン工学科プロダクトデザインの領域は、文化の体験による相手の理解と共通の価値を創出とすることにより、共通の価値を創出するために交流、協力することを目的に、毎年2月に東京の豊洲にある芝浦工業大学豊洲キャンパスワークショップを開催する。 |
実施報告書 (760.4KB) |
分野横断系
受入 | 長谷川 浩志先生(機械制御システム学科) | 世界各国より複数大学 | 2023年12月13日~12月22日 | プログラムコード 23UQ052K |
◎学部3年生、◎学部4年生、◎修士1年生、◎修士2年生、〇博士1年生、〇博士2年生 | ||||
多国籍?多分野の混成チームによりシステム工学の思考?手法をベースに総合的問題解決を行う.Cross-cultural Engineering Project (CEP)@SITの達成目標は,「システム思考」,「システム手法」,「システムマネジメント」の考え方や技術を踏まえて,産業界や地域の実課題に対する問題解決を行い,総合的問題解決能力を身につける.CEP@SITは,システム思考に基づく問題解決プロセスに従い,イノベーティブな提案を構築していく.この活動内には,インプロビゼーション教育として,ギョエー体験を実施し,変化対応力も養う.アセスメントは,DR,最終発表,チーム内相互評価,社会人基礎力テスト等で構成される. | 実施報告書 (440.7KB) |